★男子テニス・チャレンジャー大会
■$35,000+H 2011 Dunlop World Challenge, Toyota, Japan (Indoor/Carpet)
23日、愛知県豊田市のスカイホール豊田で開催されている 男子テニス・チャレンジャー大会、2011ダンロップ・ワールドチャレンジ・テニストーナメント(室内カーペット)のシングルス1回戦と2回戦他が行われた。1回戦では、第3シードの杉田祐一(23歳)が、FRUTTERO, John Paul(30歳、米国)に、5-7 6-4 6-4 で逆転勝ちを収めた。鈴木貴男(35歳)は、第4シードのダナイ・ウドムチョク(30歳、タイ)を、7-6(8-6) 7-6(12-10) と、両セット共にタイブレークの接戦で下し初戦を突破した。


チャレンジャー大会では16度の優勝を誇る鈴木、35歳となったサーブ&ボレーヤーは、室内コートで速いサーフェースを味方につけ上位進出を狙う。
2回戦では、第1シードの添田豪(27歳)が、CHEN, Ti(28歳、台湾)を、7-6(5) 4-6 6-3 のフルセットで下し、松井俊英(33歳)は、近藤大生(29歳)との日本人対決を、 6-3 6-4 で制し、それぞれ8強入りした。松井は全日本4強入りの調子を維持している。また、ワイルドカード(主催者推薦出場)で初戦を突破していた大学2年生の田川翔太(20歳)は外国勢との対戦で、第7シードのRIESCHICK, Sebastian(25歳、ドイツ)に、3-6 2-6のストレートで敗れた。
2回戦注目のカード、昨年優勝者で第2シードの伊藤竜馬(23歳)と守屋宏紀(21歳)の対戦は、伊藤が6-3 6-4で勝利。全日本テニス選手権決勝のリベンジを果たした。
本戦4日目となる木曜日は、シングルス2回戦の残り4試合他が行われる予定。
当大会は、日本で行われる数少ないチャレンジャー大会の1つで、女子のITFサーキット(7万5千ドル大会)と同時に開催されている。祝日となった23日は約2,000人が観戦に訪れた。室内大会と観戦もしやすいので、是非会場に足を運び、世界挑戦へのステップアップとなる大会を楽しんで頂きたい。
※写真は鈴木貴男、クリックで拡大
◆関連サイト
試合予定
大会公式サイト
◆関連ニュース
クルム伊達公子、土居美咲、奈良くるみ、初戦突破/ダンロップWC女子

チャレンジャー:$35,000+H 2011 Dunlop World Challenge

シングルス
2回戦

添田豪[1] 7-6(5) 4-6 6-3 ●CHEN, Ti(台湾)
○RIESCHICK, Sebastian(ドイツ)[7] 6-3 6-2 ●田川翔太(W)
杉田祐一[3] vs 小ノ澤新(W)
BHAMBRI, Yuki(インド) vs WANG, Jimmy(台湾)[8]
松井俊英 6-3 6-4 ●近藤大生
JUN, Woong-Sun(韓国) vs 鈴木貴男
BEGEMANN, Andre(ドイツ)[5] vs 内山靖崇
伊藤竜馬[2] 6-3 6-4 ●守屋宏紀

1回戦

添田豪[1] 7-6(4) 7-6(5) ●WANG, Chieh-Fu(台湾)(Q)
○CHEN, Ti(台湾) 6-7(4) 6-2 6-4 ●YOO, Daniel(韓国)
○田川翔太(W) 6-3 6-2 ●竹内研人
○RIESCHICK, Sebastian(ドイツ)[7] 6-4 6-2 ●SADECKY, Alexander(スイス)
杉田祐一[3] 5-7 6-4 6-4 ●FRUTTERO, John Paul(米国)
小ノ澤新(W) 6-3 7-6(10) ●GAO, Wan(中国)(Q)
○BHAMBRI, Yuki(インド) 7-5 7-6(1) ●関口周一(L)
○WANG, Jimmy(台湾)[8] 6-3 3-6 6-2 ●遠藤豪(W)
松井俊英 6-3 6-1 ●BORVANOV, Roman(モルドバ)[6]
近藤大生 6-3 6-2 ●江原弘泰
○JUN, Woong-Sun(韓国) 6-3 6-4 ●CHO, Soong-Jae(韓国)
鈴木貴男 7-6(6) 7-6(10) ●ダナイ・ウドムチョク(タイ)[4]
○BEGEMANN, Andre(ドイツ)[5] 6-4 6-4 ●宮崎雅俊(Q)
内山靖崇 6-4 6-2 ●LEE, Jea Moon(韓国)(Q)
守屋宏紀 6-3 6-3 ●仁木拓人(W)
伊藤竜馬[2] 5-7 7-6(5) 6-1 ●佐藤文平

ダブルス
準々決勝

BEGEMANN, Andre(ドイツ)/FRUTTERO, John Paul(米国)[1] vs 江原弘泰/鈴木貴男(W)
近藤大生/YI, Chu-Huan(台湾)[3] 64 76(3) ●遠藤豪/佐藤博康(W)
守屋宏紀/佐藤文平 vs 松井俊英/ダナイ・ウドムチョク(タイ)[4]
井藤祐一/竹内研人 vs GAO, Peng(中国)/GAO, Wan(中国)

1回戦

○BEGEMANN, Andre(ドイツ)/FRUTTERO, John Paul(米国)[1] 1-6 7-6(7) 10-4 ●伊藤竜馬/内山靖崇
江原弘泰/鈴木貴男(W) 7-6(5) 6-2 ●CHEN, Ti(台湾)/RIESCHICK, Sebastian(ドイツ)
近藤大生/YI, Chu-Huan(台湾)[3] 7-6(5) 6-4 ●BORVANOV, Roman(MDA)/SADECKY, Alexander(スイス)
○遠藤豪/佐藤博康(W) 6-3 5-7 10-5 ●関口周一/杉田祐一
守屋宏紀/佐藤文平 6-4 6-4 ●GRINTER, Jaden(ニュージーランド)/HERNANDEZ, Takumi(W)
松井俊英/ダナイ・ウドムチョク(タイ)[4] 6-2 6-2 ●JUN, Woong-Sun(韓国)/YOO, Daniel(韓国)
井藤祐一/竹内研人 7-6(4) 4-6 10-7 ●WANG, Jimmy(台湾)/WANG, Chieh-Fu(台湾)
○GAO, Peng(中国)/GAO, Wan(中国) 6-7(1) 7-6(5) 10-5 ●RAJA, Purav(インド)/SHARAN, Divij(インド)[2]
※カッコ[ ]内数字はシード順位、Q:予選通過者、W:主催者推薦出場、SE:予選免除、L:予選敗者からの繰上