伊藤竜馬(23歳)はフランスのニコラス・マウー(29歳)相手に第1セットを6-1で取って先行したが、マウーは2年前のウィンブルドンで10時間以上戦い抜いたタフなメンタルの持ち主。劣勢からでも粘り切り、レベルを上げてきたマウーに伊藤は追いつかれ、最後は突き放されて6-1 6-7(6-8) 2-6 2-6で逆転負けを喫した。


「2回戦も勝って、ジョコビッチと戦いたい」と伊藤は周囲に話していたというが、しばらくお預けとなった。しかし、今のプレーを継続できていければ、いずれその機会は必ず訪れるだろう。今後の伊藤に注目したい。