22日、ミックスダブルスに、錦織圭(22歳)・クルム伊達公子(41歳)の日本ペアがワイルドカード(主催者推薦枠)を使って出場し、1回戦を6-4 6-1の快勝で突破した。


相手はアルゼンチンのシュワンク(25歳)/ドゥルコ(26歳)。シュワンクは昨年全仏の男子ダブルスで準優勝、デビスカップ(国別対抗戦)代表のダブルスでも活躍する強豪で、ドゥルコは昨年全豪の女子ダブルスの優勝者と、ダブルスの実績では圧倒的に相手が上だったが、日本ペアは錦織の個人技と、クルム伊達のサポートで相手に付け入る隙を与えなかった。
ミックスダブルスは、グランドスラム以外ではほとんどプレーする機会のない種目。テニス界での重要性もさほどには高くないが、ロンドン五輪の正式種目に採用されたことで、今季に限っては状況が微妙に変化しており、各国のトップ選手たちが意欲を見せている。
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