Sony Ericsson Open マイアミ、アメリカ
賞金総額約1000万ドル(約10億円) ATP WTA男女共催大会
[27日 米フロリダ州マイアミ]
キービスケーンで行われている ソニーエリクソン・オープン にて錦織圭対ナダルの4回戦が行われた。
錦織はナダルの得意とするフォアをあえて攻め続けたが最強のディフェンス力を誇る元王者の壁は崩せなかった。
錦織は第1セット、先にブレークに成功したが、すぐにブレーク・バックされる。
第10ゲーム、5-5にするゲームポイントが2度あったが、2度目のジュースの末にブレークされ第1セットを落とす。
第2セットは第2ゲームをブレークされ、一時 0-3 そして 2-5 となるがそこから挽回、5-5とするゲームポイントがあったが、ブレークされ惜しくも敗れた。


<4回戦>
●17)錦織 圭 4-6 4-6 ◎2)R. Nadal (ESP)
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ナダルに対してはこれが4度目の対戦。
最初の対戦は2008年のクイーンズ 4-6 6-3 3-6 。2度目は2010年のウィンブルドン 2-6 4-6 4-6 。3度目は昨年のこの大会ソニー・エリクソン・オープン 4-6 4-6。
今回ストレートで敗れたが一番良い試合をしたのではないだろうか?
ナダルのサーブで始まる。
錦織はフォアで攻めに攻める。ナダルもフォアで打ち合う。
ナダルのショットがロングになり、0-15、続くポイントはリターン・エースで0-30となる。
1ポイントはナダルが取るが、15-40とオープニングゲームでブレーク・チャンスを錦織が掴む。
ブレーク・ポイントを掴んだ錦織だが、そう簡単にはあと1ポイトを取らせてくれない。
3度目のジュースでの4回目のブレーク・チャンス、ファーストサーブはフォルト、錦織は思い切りフォアに回り込んでセカンドサーブを叩こうとした。
がナダルはそれを感じたのか?Tへセカンドサーブを打ってきた。さすが百戦錬磨のナダル。
4回ブレーク・ポイントを逃れ、ナダルは5回のジュースの末にキープした。
なんとこの最初のゲームだけで14分もかかっている。
第3ゲーム、ここでも15-40と錦織はブレーク・チャンスを握る。
フォアでダウン・ザ・ラインを狙うが惜しい!結局ジュースに。
しかしジュース後に錦織はブレークに成功。
先に錦織がブレーク、2-1だ。(ここまで28分かかっている)
よ~し!錦織 ナダルに勝てるぞ!
15-0からダブルフォルト、4ポイント連続で失い、ブレーク・バックを許す。
怒る錦織!
4-5、第10ゲーム錦織のサーブ、もう試合時間は1時間を越えた。
前へ出るがパスを抜かれる。0-15。フォアが届かず、0-30。
3ポイント連取し、40-30と5-5にするゲームポイントを握る錦織だったがジュース。
2度目のジュース、2度目のセットポイント、攻めてナダルの短くなったボールをエアーKを試みるがロング!
錦織は接戦の末、惜しくも第1セットを落としてしまった。
第2セット
第2ゲームを落とし0-3に。
辛いところだが踏ん張り第4ゲームをキープする。ズルズルといかないところが錦織の強さ。
第6ゲームもしぶとくキープする。
ここでラケットを代え、勝負の流れを変えようと試みる。
しかしこんな事ではビクトモしないナダルはキープする。(ナダル5-2)
錦織もラブキープ、錦織3-5。
ナダルのサービィング・フォア・ザ・セット、
最初のポイント、錦織のストロークはロングのコール、錦織はチャレンジ、するとそのボールはラインにかかっていた。
やりなおしのポイントを錦織が取る。
30-40と錦織にブレーク・チャンスがきた。
なんと錦織のショットはネットイン!遂に4-5とブレーク・バックに成功する。
競り合っているこの勝負はもう2時間を越えた。
錦織4-5のサーブで30-40とマッチ・ポイントを握られる。
エース級のサーブでジュースに。
ジュース後、ナダルはラリー戦を制し2度目のマッチ・ポイント。
錦織はナダルのミスヒットでここも逃れる。
2度目のジュースでは錦織は前に出てきたナダルのタイミングをうまくはずし、素晴らしいテクニックのロブでゲームポイント。
しかし3度目のジュースに。
3度目のマッチ・ポイント、錦織のフォアはロング!
大善戦した錦織だったが残念ながら敗戦。
「意識的にナダルのフォアを攻めた」と錦織。
ナダルのフォアを攻める?ナダルはフォアが得意なのに?
「ナダルのフォアは破壊力がある、バックはディフェンス力がある。」
ディフェンス力のあるバックを攻めても攻め切れない。
あえてナダルの得意とするフォアを攻めたと言う錦織。
「あんなに返されると」とポツリと言った錦織。
しかし世界の強者にあえてその最強を攻めて立ち向かう姿勢はきっといつか報われる事だろうと感動を覚えた一戦だった。
ますますどこへでも応援しにいきたくなる錦織圭のテニスだ。
(記事 テニスジャパン 塚越 亘 使用機材 CANON EOS7D)
熱戦の模様をフォトストリーでアップするかも?です。
<4回戦>
●17)錦織 圭 4-6 4-6 ◎2)R. Nadal (ESP)
<3回戦>
◎17)錦織 圭 6-4 6-2 ●L. Rosol (SVK)
<2回戦>
◎17)錦織 圭 6-3 6-3 ●L. Lacko
男子本戦ドロー
大会データー:
Sony Ericsson Open
賞金総額約1000万ドル
$4,828,050 ATP Masters
$4,828,050 WTA Premier
男女共催大会
96ドロー、ハード
キービスケーン マイアミ
3/21 – 4/01, 2012
男子本戦ドロー
女子本戦ドロー
女子ダブルスドロー
男子予選ドロー
女子予選ドロー
オーダー・オブ・プレー
ライブスコア
マイアミ現地時刻(時差は-13時間)
ライブTV
※訂正:錦織圭とラファエル・ナダルの対戦回数に誤りがありました。
正しくは4度目の対戦でした。