モンテカルロ・オープン 初出場の錦織圭、1回戦でATPランキング42位、クレーを得意としているスペインの A. Ramos (ESP) をストレートで破り2回戦へ進出した。

錦織の2回戦の対戦相手は2008年4月には12位になった事のあるフランスのマチュー ツアー4勝のベテランだ。
その試合は現地18日(水曜日)10時半開始の第4試合に予定された。
日本時間では同日の夜中になるだろう。
錦織対ラモス戦、第1セットは錦織の攻撃テニスが冴える、2ブレークで4-0となる。
段々と錦織のプレーに慣れてきたラモスはクレーでの粘りを発揮する。
第5ゲームではなんと9回のジュース、7回のブレーク・ポイントを逃れてラモスはキープする。
クレーコートらしい、ラリーの長く続く試合となってきた。
第2セットも錦織のペース、4-2となるが、そこから挽回され4-5に。
嫌な展開になってきたが、そこで雨の中断が!
それでは錦織の1回戦の試合の詳細をお届けしよう。


<1回戦>
◎12)錦織圭 6-2 7-5 ●A. Ramos (ESP)
2時50分、錦織のモンテカルロ1回戦が始まった。
対戦相手のラモスはATPランキング42位、24歳、188cmのレフティーだ。
ラリー後、フォアのクロスショットを決めて錦織はオープニングゲームをブレーク。
左右に攻撃する錦織、フォアのドロップ・ショットを決めるなどラブゲームでキープ、2-0。
クレーでの攻撃力の違いがある。
第3ゲームもボールを作り、短くなった相手の返球を躊躇なく、前に出てボレーを決めてまたブレーク、3-0と快調に試合を進める。
第4ゲームはラブキープ、4-0だ。
第5ゲームになり、ラモスも錦織のプレーに慣れてきたようだ。
ラモスはモンテカルロ前週のATPカサブランカで準優勝している。
今年2月のATPサンパウロではベルダスコなど破り4強。
3月のインディアンウェールズ(マスターズシリーズ)ではガスケに勝っている。
クレーでもハードコートでも成績をあげている強敵だ。
何度もジュースになる、その回数は9回!
ラモスは7度のブレーク・ポイントを逃れてキープした。
嫌なキープのされ方だったが、錦織は40-15からはファーストサーブ後ネットに出る。ここでサーブ&ボレーのチョイスをした。
ラモスのリターンをウオッチ、そのボールはロングになる。5-1とキープだ。
5-2、錦織のサービィング・フォア・ザ・セットは15-40となるが、そのピンチを良いサーブなどでジュースにし、第1セットを6-2で取った。
第2セット
最初のゲームをラモスはジュース後にキープする。
第2ゲーム、30-30から後ろに下がりながらのスマッシュをネット、そしてラリー戦をロングにして錦織はサーブを落とす。(錦織0-2)
第3ゲーム、ラモスのサーブ、振り合いのラリー戦、最後は錦織がバックのクロスシットで振り勝つ0-30。
15-40からのラリー戦は振り回わされるがそれに耐え、前に出てきたラモスにバックパス、ラモスのボレーミスを誘いブレーク・バックに成功した。(錦織1-2)
20回30回と続くラリー戦になってきた。錦織はキープ2-2とする。
途中から雨が降ってきたようだ。傘をさし始める観客もいる。クレーコートなので少々の雨では中断しない。
30-40、ラリー戦後フォアのダウン・ザ・ラインを先に決めてラモスのサーブをブレーク、3-2とする。
20回近く続いたラリー戦に勝ち、第6ゲームのサーブをキープ、4-2とする。
第7ゲーム、ラモスのサーブ、40-15からジュースに持ち込むがラモスはしぶとくキープした。(錦織4-3)
ドライブボレー、スマッシュと攻める錦織だがラモスは諦めず追う、錦織はドロップ・ショットをネット、30-30としてしまう。
さすがクレーで好成績を収めているラモス、粘っこい、とうとう錦織のサーブをブレーク、4-4となってしまった。
ラモスはしっこいプレーでサーブをキープする。(錦織4-5)
ここで雨が激しくなり、しばらくベンチで待機していたが、止みそうもなく一時中断、二人ともにコートを去った。(4時20分)
約1時間半の中断、錦織のサーブで試合が再開される。(5時40分)
30-0から錦織はこの試合初めてのダブルフォルトがあったが、落ち着いて攻めて5-5とする。
ラモスのサーブ、21回続いたラリー戦はラモスがワイドにする。0-15。
40-15から積極的に攻めドライブボレーを決め40-30、すると次のポイント、ラモスはダブルフォルト。
錦織はジュースに持ち込んだ。
中断になる前よりも攻め急がず、落ち着いて、じゅっくりとラリー戦でボールを作る錦織、フォアで攻めてブレーク・ポイントを握る。
ラモスは11回目のラリーをロングにする。錦織がブレークし6-5とした。
錦織のサービィング・フォア・ザ・マッチ、最初のポイントをキープする。
30-0、16回目のラリー、ラモスのフォアの逆クロスはワイド、40-0とマッチ・ポイントを錦織は握った。
ファーストサーブがラモスのフォア遠くに入る、リターンが返ってきた。
ここで錦織はそのリターンをフォアで、強打と見せかけ、なんとドロップ・ショットを放った!
そのボールは惜しくもネットの白帯にあたる。天をあおぐ錦織。
2度目のマッチ・ポイント、ラモスのバックにファーストサーブを入れる。
そのリターンはロングに!
錦織が初のモンテカルロの試合で勝利した。
2回戦はヤングを 6-0 6-1 で破っているフランスのマチュー と対戦する。
マチューは30歳、現在は怪我などで352位とランキングは下がってしまったが2008年4月には12位になっている。
ツアー優勝4回、185cm、右利き、2000年フレンチオープンジュニアに優勝、フランスの期待を背負っていたが怪我で出遅れた。
2002年サンプラスはUSオープンに優勝して引退したが、その前週ATPロングイアランド2回戦でマチューはサンプラスを破っている。
なので、マチューは14回のグランドスラマーのサンプラスを現役最後に破った選手として記録されている。
錦織圭出場の大会データー:
Monte-Carlo Rolex Masters
€ 2,744,225 ATP Masters 1000
モンテカルロ、モナコ
56ドロー、クレー
4/15 – 4/22, 2012
<2回戦>
12)錦織圭 vs Paul-Henri Mathieu (FRA)
錦織の試合はセンターコートに次ぐ一番コート格の COURT DES PRINCES に入った。
オーダー・オブ・プレー COURT DES PRINCES 10:30 am 開始
第1試合
B Tomic (AUS) vs 16)A Dolgopolov (UKR)
第2試合
15)J Melzer (AUT) vs J Benneteau (FRA)
第3試合
6)T Berdych (CZE) vs M Cilic (CRO)
第4試合
12)錦織圭 vs W)P Mathieu (FRA)
10時半スタートの第4試合、現地時刻で16時ごろになるか?日本時間だと今晩の23時ごろだろうか。
モンテカルロ時刻(時差は-7時間)
ライブスコア
<1回戦>
◎12)錦織圭 62 75 ●A. Ramos (ESP)
シングルスドロー
錦織 圭 ブログ
錦織 圭 データー 1989年12月29日生まれ 22歳
錦織圭 今年の全成績
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「Kei Nishikori Help Japan」
(記事 テニスジャパン 塚越 亘)