リシャール・ガスケ

4歳からテニスを始める。ガスケの父親はテニスクラブの経営者で、母親もテニスコーチ。

9歳の時に「フランス・テニス・マガジン」1996年2月号の表紙に掲載された逸材。

ジュニア時代、2002年の全仏オープンと全米オープンのジュニア男子シングルス部門で優勝、全米ジュニア決勝ではキプロスのマルコス・バグダティスに勝利。

2002年にプロ入りし年末の世界ランキングで166位。
2004年の全仏オープン混合ダブルス部門でフランスのタチアナ・ゴロビンとペアを組み優勝。当時ガスケは18歳ゴロビンは16歳。

2005年6月、イギリス・ノッティンガム大会の決勝でマックス・ミルヌイと対戦し 6-2, 6-3 で勝利し、男子ツアー大会のシングルス初優勝。
ガスケはウィンブルドンと全米オープンで4回戦に進出し、全米オープン終了後に世界ランキング12位。

2007年、ガスケはウィンブルドンで第3シードのアンディ・ロディックに2セット・ダウンからの逆転勝利しベスト4。世界ランキングを7位に上げ、初めての世界トップ10入り。ATPワールドツアー・ファイナルに初出場。

2012年7月のロンドン五輪でオリンピックに出場しジュリアン・ベネトーと組んだダブルスでは銅メダル決定戦でスペインのダビド・フェレールとフェリシアーノ・ロペス組に 7-6, 6-2 で勝利し銅メダルを獲得。

2013年全米オープンでは4大大会2度目のベスト4に進出。ATPワールドツアー・ファイナル6年ぶりに出場。

2015年のウィンブルドンでは全仏オープンの優勝者であるスタン・ワウリンカに6-4, 4-6, 3-6, 6-4, 11-9のフルセットの末勝利し8年ぶりに準決勝に進出。