ドロップショット処理のための練習法

ジョコビッチから学ぶジュニア時代に身につけておきたいテクニックはドロップショットの処理と前回のブログで書きましたが、今日はその為の練習法の1つを紹介します。

相手にコートの外に追い出された状況をイメージし、フォアハンドストロークの素振り後に、コーチがドロップショットをイメージして出したボールを処理した所からポイントスタート。
これはスライスで深くボールをストレートにコントロール、そして相手のパッシングショットをボレーで決めた所です。

こちらも同じくスライスの返球ですが、相手のバランスをみて深く打つとみせかけ短くコントロール。ドロップショットの処理はバランスを崩さずにボールをコントロールすることが大切です。

相手のドロップショットが浮いた場合は、ボールを落とさずに高い打点で打ちにいかなければいけません。

こちらがバランスの崩れた、悪い処理の例。
ボールを打った後にバランスが崩れた為に、次のポジションへの移動が遅れています。
案の上、相手のパッシングショットに上手く反応できていません。

単純なクロスラリーや、ボレーストロークだけではなく、様々なシチュエーションを想定しての練習がとても大切ではないでしょうか。


コメント

  1. terriblevolleyer さん : 2011.10.14

    いつも戦術についてのお話やプロ選手の動画など、内容の濃い情報をありがとうございます。とても勉強になります。酒井コーチがブログを更新されるのを楽しみにしております。

    私は中年になってからテニスを真面目に練習し始めたので、残念ながら体力的にも技術的にもシングルスはできなくて、もっぱらダブルスを楽しんでおります。ダブルスの試合の動画で勉強になるものがありましたら、掲載していただけると嬉しいです。もしお時間がありましたらお願いいたします。

    これからもためになるお話を色々聞かせていただけたら嬉しいです。
    お仕事がんばってください。

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  2. 酒井亮太 さん : 2011.10.15

    terriblevolleyerさん
    コメント有り難うございます。すごいお名前ですね。
    さてダブルスの戦術ですが、私もセオリーやいくつかのパターンを把握してはいますが、世界のトッププロのシングルス程研究をしていません。せっかくこのようなコメントを頂いたので、これを機にダブルスの戦術も学ぼうと思います。しばらくお時間を下さい。
    これからも更新していきますので、宜しくお願いします。

    返信

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