コーチのお仕事

昨日の敗退でEddie Herr Tournamentが終了したので、今日からは次のAMERICAN TENNIS CUPに向け、トレーニング期間に入りました。
試合でのサポートや試合後のアドバイスもコーチの仕事ですが、次のトーナメントで勝利できるよう、どのようにプログラムを作り、ビルドアップしていくかはコーチの重要な仕事になります。
昨日のReoとのディスカッションで、もっとコートを広く使い相手を外に動かす展開が必要だということを確認したので、その為にはウインドミルとラットショットを使用していくという結論にいきつきました。
(通常のショットだけでは競った場面でどうしてもボールがコート中央のレッドゾーンに集まり、相手に攻められてしまう場面が目立ちました。)
選手とコーチが同じ考えをもって、次のステップに前向きに取り組むことが1番大切な要素だと私は考えます。

午前はウインドミルとラットショットの基本的な内容に取り組み、その後会場に行き、昨日敗れた相手の試合、日本人の西岡選手、昨年のオレンジボールU12チャンピオン(Michael Mmoh)の試合を観戦。
午後からはウインドミル、ラットショットの双方を組み合わせた戦術の練習とサーブのディベロップ、そしてフィジカルエンデュランストレーニングに取り組みました。

この選手は昨日敗れたUSAの選手。非常にしっかりしたテクニックを持っていて、単純にボールを打っているだけではなかなかチャンスはくれません。
きちんと正しい戦術をもって戦わなければ、ポイントを積み重ねることが難しい相手です。

今日はReoが昨年のオレンジボール、そして7月のヨーロッパ遠征でも敗れたイスラエル選手に対して6-2,6-1で圧勝。
昨日の試合でファーストセットで相手を追い込むことが出来ていたReoの方が、ポイントを取る為の戦術をきちんと持っていました。

思っていたよりも今日の戦術練習の出来が良かったので、明日は試合の中で戦術を使用できるように、3セットマッチの練習試合をお願いする予定です。
次のトーナメントではどんなパフォーマンスを見せてくれるか、かなり楽しみです。

コメント

  1. sachiko さん : 2011.11.30

    期待が少し高かったので昨日の敗戦はがっかりしたのが本心です。ライブで試合も観戦できたので、もう一度観たかったです。しかし次への目標に取り組んでいる様子を知り私ががっかりしていることはないんですね。感心しました。支えてくれる皆さんに感謝。宜しくお願いします。

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