切り口を変える

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明日より2週目のトーナメント(LTATシリーズ)の予選がスタートします。
チームからは3名の選手が予選を戦います。
(お時間があれば、親御さんも是非見にいらして下さい。)
先週のトーナメント後から毎日、午前はクレーコートで、午後はハードコートで練習を続けて来ました。クレーコートで練習した成果として、下記のことが挙げられます。

・フットワークが向上したこと(クレーコートでうまく動く為に自然と姿勢が低くなり、ハードコートでも以前より素早い動きが出来る様になりました)
・きちんと地面からの力を使ってラケットを加速させてボールを打つ事が出来る様になったことで、ボールの軌道が高くなり、アンフォーストエラーが減ったこと
(バックハンドでもラケットが加速できるようになったことで、相手に簡単にフォアハンドで攻められなくなりました)
・クレーコートでの多様なショットを用いたことにより、戦術について理解が深まり、試合の中でも戦術に基づいたプレーが出来る様になったこと。

日頃から口を酸っぱくして伝えていても、なかなか出来なかったことが、環境を変えることで出来るようになりました。
同じ事を行うにしても、切り口や取り組み方を変え(今回は環境自体が変わったわけですが)、違う刺激を与えることも大切ですね。
今回も子ども達の姿から学ばさせてもらいました。
常識にとらわれることなく、変化を恐れず、創意工夫をしていくこと。
コーチ、選手、ご両親が、このような考えを持っている必要がありますね。

今日試合が無い、松田康希とPalmは6時から3セットマッチの試合を行っています。
精度と正しい判断は今後向上していかなければいけませんが、コートを広く使い、ヘビーなボールで相手のポジションを下げ、ドライブボレーやボレーでポイントを決めたり、短いスライスを用い、相手を前後に揺さぶる、サーブアンドボレーが随所に見られる戦術的な試合を行っています。ポイントを作るという意識が大分浸透してきたと思います。

さて、日本に本帰国し、柳川高校に入学した町田亮君から連絡があり、福岡県ジュニア選手権大会で単複で決勝に進み、本日決勝を戦うようです。
頑張れ、亮!

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