鬼トレーナーのような鬼を目指して

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 トレーナーの方が、選手を盛り上げる為の言葉を掛けている場面に出くわすことは度々ありますが、トレーナーがトレーニング中に選手を怒鳴りつけ、手を上げている姿は見た事がありません。
私のイメージの鬼トレーナーは、何が鬼かと言えば、選手が思っている限界から更にプッシュしてあげれる人のことだと思います。
その人の弱い部分を強くしていく為に最良の手段を考え、パフォーマンスを上げる為に、挑戦していく課題を与えていく。また常に体の使い方と、スポーツへのリンクを選手に考えさせる。
コーチもこういうトレーナーの様なスタンスで選手を指導していかなければいけないなと、日本の体罰等のニュースを見ながら改めて考えさせられています。

「厳しく指導して下さい」と度々言われる事がありますが、どちらかというと態度や精神的なものについての意味合いが強いことが多い様に感じます。
選手が今ある能力の限界を超えて行く為に、選手に課題を与え、挑戦させ続けることが、厳しさの主な部分ではないでしょうか。
また、精神や体を追い込む厳しさだけではなく、挑戦する楽しさや学びがあって初めて選手は成長していくのでしょう。

正直、私にとっても耳の痛い話しではありますが、選手の成長が1番ということを忘れずに、鬼トレーナーのような鬼を目指してコーチしていきたいと思います。


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