強くなる為の練習、弱くなる為の練習。


〈US OPEN 2013 女子決勝ハイライト〉


〈US OPEN 2013 男子決勝ハイライト〉

ともに第1シード、第2シードの戦いとなったシングルス決勝戦。
まさしく死闘と呼ぶにふさわしい、魂と魂のぶつかり合い。
これ程まで、闘志をむき出しにしてお互いのベストを出し合う姿に感動すると共に、この様な戦う姿勢は、どの様にして育まれてきたのかと考えています。


根性があれば、どんな問題でも解決できる・またはどんな目標にも到達できるといった根性論や極度の精神論はナンセンスだと思っています。

現在、効率的で効果のあるトレーニングや練習は、必要不可欠であるのは間違い有りません。
ただし、毎日の練習で自分のベストを尽くし、昨日よりも上達出来る様に、エネルギーを注ぎ込むという事は強くなる選手の必須条件ではないでしょうか。

頭も体も使って、精一杯の努力をする事。
毎日の練習は、選手を強くもするし、弱くもすると感じています。
やっている、こなしている事に満足していては、逆に弱くなってしまうと、私は思います。

決して簡単な事ではない事は十分わかっています。
ただ、才能があって、更にそれをやり続けた選手しか生き残れない世界なのは間違いないだろうな、とUSオープンの決勝を見ながら考えているのでした。

コメント

  1. natsuko さん : 2013.09.18

    スペインテニス、

    に限らずテニスのことはあんまり詳しくないですが、

    スペインのナダル選手の試合を観戦していていつも思うのは、

    彼がコートチェンジの際に、いつも、
    対戦相手の選手を先に通すこと、
    After you、 なのです、。

    それは相手が格下でも格上でも、
    自分が有利な時でもそうでない時でも。
    どんな時でも。

    徹底的に、当たり前のように、
    礼節を尽くす。

    これは立派だな、と。
    いつも感心します。

    相手が怒るから謝る、
    自分が不利だから下手にでる、
    相手が優しければあぐらをかく、

    こういう態度を取るのが、「普通」の人間かもしれません、

    そういう中でナダル選手は際立って、光り輝いています。

    一流のプレイヤーは
    一流の振る舞いをする。
    見ていて本当に清々しいですね。

    いつも色々な情報をありがとうございます。

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