楽天ジャパンオープン予選

有明テニスの森で朝からチームの練習をしてから楽天ジャパンオープン
の予選を観戦した1日だった。選手達にとっては練習、トレーニングそしてプロの観戦と言う1日は究極のテニスDAYだ。

錦織圭達と同じようにアメリカで家族同様に過ごした内山靖崇が予選の1回戦に登場した。プロに転向してから靖崇の試合を見るのは初めてだ。僕とって凄くワクワクしながらの試合観戦だった。相手はアメリカ若手のホープ、グランドスラムの常連ライアン・ハリソンだ。

試合の序盤靖崇は良いフットワークでボールに早く入り相手を動かしながらプレッシャーをかけネットでポイントを重ねるプレーが冴えてファーストセットを奪取した。しかしセカンドセットになり動きのスピード感が鈍ってしまい安定したハリソンのプレーを崩す事が出来ない。ファイナルセットは0-3から終盤良いプレーが戻ってきたが最後は4-6で押し切られた。

敗因はセカンドセットの序盤で少しリードしている時、少し安心した様子が伺えた瞬間に流れが変わってしまった。そこからファイナル0-3まで一方的な展開になってしまった。少しの隙からエラーの数が増えてしまい、それまでの最高のプレーが影を潜めてしまった。

終盤また良いプレーが出来ただけに地力は付いているのだと思う。靖崇にとって負けはしたが今日のようなプレーを続ければ必ず上に行く日が来るはずだ。上のレベルで競りながら揉まれている間にきっかけを掴んで欲しい。圭に負けないぐらいの選手になる可能性を持った選手だと今日の試合を観戦して感じた。今後大いに期待したい。
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