1点1点チームの為にプレーする/東京国体が開催

今週は国体が東京で開催されている。この国体に備え何年も強化練習を重ねて来た東京チームだ。チームヨネザワの井上晴は男子少年チームでのプレーだ。今回はITFの大会を出ないで国体を優先させての出場だ。

団体戦で得るものは凄く多く貴重だ。1点1点チームの為にプレーするのは個人戦の1点に比べると遥かに緊張感が高まり集中力アップにつながるところが強化になるのだ。東京都少年は斉藤君と晴の大健闘で明日の決勝戦まで進出だ!

世田谷区で国体を観戦した後有明で開催中の楽天ジャパンオープン観戦の1日だった。3試合目に登場した圭の相手は強敵Melzerだ。圭はマッチポイントを凌いでの逆転勝ちで2回戦へ駒を進めた。

マッチポイントを握られるあたりまでは力強いプレーで相手をねじ伏せようとしていた圭だったが崖っぷちに立たされたあたりから丁寧なラリーを混ぜて相手のリズムを狂わせたのが勝因に僕には見えた。セカンドセット終盤から力みが取れた圭のプレーはMelzerにとって手におえない相手になっていた。

いつもジュニアたちに伝えている“深く打つ”“丁寧に打つ”がどのレベルでも基本だと言う事を見せてくれた今日の圭の一戦だった。
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