練習とトレーニング

選手というのはいつも練習とトレーニングをしていると思います。
それと試合ですかね。

さて、よくジュニアが言う言葉で・・・

「○○が痛いのでトレーニングできません」
僕も言ったことありそうだな・・・

ほとんどの場合オンコートでの練習の後そのままオンコート、もしくはコート外でトレーニングをすると思います。
練習後にトレーニングをするときに先程のコメントを聞くことがあります。

運動強度から考えるとどう考えてもオンコートでのテニスの練習のほうがきついはずなんです。
トレーニングのほうが体にかかる負担は軽減されます。
もちろんある特定の部位だけを鍛えるようなトレーニングは別ですが・・・

なので、テニスの練習をできてトレーニングができない、というのは矛盾が生じます。
怪我の場合はその種類で長時間走ることができないというような場合もありますから、必ずしもではないのですが、少し足首が痛いとかくらいならトレーニングはできてもテニスができない、というような状況が普通であると思います。

トレーニングは正直きついです。
だからトレーニングと言われるわけですが・・・
ちなみにボールを打つコートでの練習もトレーニングです。

僕が言いたいことは、テニスが強くなりたい、という気持ちで練習をしているのならトレーニングということに進んで取り組まなければいけない、ということです。
ボールを打つのは楽しいからきつくても耐えられる、でもただ走るのはつまらないしきついからやらない。

極端かもしれませんがそのような考えは変えていかなければいけません。

すべてがテニスが強くなるために必要なことなのですから。
やりたくない、きつい、それを歯をくいしばって受け入れる覚悟が必要です。

選手はみんなそうやって強くなっていくのです。

覚悟が必要なスポーツです。
テニスに限らずスポーツで成功しようと頂点を目指すにはかなりの覚悟が必要なんです。

その覚悟が簡単に誰でもできるわけではないからスポーツ選手は尊敬されるのですね。

今、ウィンブルドンが連日行われています。
日本の杉山愛選手が57回連続グランドスラム出場という世界最多記録を樹立しましたね。

これまでたくさんいたテニス選手のなかで誰も成し得なかったことを成し得た。
世界でただ一人の選手です。
どれだけすごいことか・・・

考えるだけでその素晴らしさに頭が下がります。

楽しいことも辛いこともあったと思いますが、それでも試合に出場し続け、今も世界で戦っている。
10年間世界のトップで戦う選手でさえほとんどいない中でこのような記録を日本人が達成した、ということに尊敬と誇りを感じますね。

同じ日本人です。

日本人であることに誇りを持って・・・

気合い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

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