アジアンプレイヤー達

今日はアジアのプレイヤー達を紹介したいと思います。

確かに欧米の選手達と比べるとTOPにいる選手の数が少ないのは事実です。

その中で現時点でのアジアNO、1プレイヤーは・・・

あくまでランキングだけでの話ですが・・・

日本リーグでも活躍している台湾のLU選手です。彼が62位でアジアの中ではTOPです。
そして、2番手は日本の錦織選手。彼は64位。
その後に少し離れて108位にウズベキスタンのISTOMIN選手、109位にカザフスタンの選手。

その後に131位で添田豪!!

そのすぐ後に過去最高31位の韓国の英雄LEE選手。

また少し離れますがカザフスタンの選手、タイのこちらも日本でおなじみUDOMECHOKE選手。

と大体このような感じになっています。
こうやってみると過去にもタイのスリチャパン選手や先程のLEE選手などTOP50に居た選手もいますが、やはり全体的にアジアの選手は低い、というイメージを持つ方もいると思います。

欧米に比べてしまうと・・・しょうがないです。

そこで、その最たる理由を考えてみました。
僕個人の考えです。

まず1番の要因と考えられるのはアジアでの大会数の少なさ。
グランプリレベルの大会も非常に少ないですし、チャレンジャークラスの大会も多いとはいえません。
フューチャーズはまあまあですがやはりもっと大会数があっても良いですね。

他の国を例に出すとスペインなど多い国では年間40大会以上フューチャーズがあります。
ほぼ毎週ですね(汗)

やはりランキングを上げて上位大会に多く出る機会が増えればレベルの高い相手と数多く試合ができます。
結果実力も上がっていきますし、そうやってランキングが上がればグランドスラムにも出場しやすくなります。
そういった循環を生むためには大会、それも出来る限り大きい大会が欲しいです。

そして、もう一つは・・・

練習だと思います。
地理的に簡単ではないですがヨーロッパなどは大陸続きなので他の国の選手同士、同じレベルやそれに近い選手同士が集まって練習する機会があります。
そのような拠点ともいうべき場所がアジアにはないような気がします。

アジアの選手達は皆素晴らしい才能を持っている選手だと思います。
そして、さらにお互いに切磋琢磨していくためには出来る限りそういった練習場所がほしい、とも思います。

現時点ではそれがアメリカやスペイン、イタリアなどになってしまうので・・・

それが練習場所にアジア、という選択肢ができると素晴らしいな、と。
ここはアジアの国々が協力してそういったことができると・・・

難しいですね・・・(笑)

ここで話を変えて現在アジアの1番のLU選手について・・・

彼はここのところかなり安定してチャレンジャーレベルの大会で上位の成績を収めています。
サーブ、ストロークとかなり高いレベルですが、何よりリターン力、そしてメンタル。

特筆すべきはメンタルです。
技術的なものは練習の賜物であることが多いですし年中彼を観察しているわけではないので定かではありませんが、メンタルはものすごいです。

今回僕が遠征に行って最初のウズベキスタンの大会で彼は優勝しました。
彼のトレーナーとよく話をしたのですが、彼はその前の週に足首を捻挫したというのです。
彼の足にはテーピングが、しかしさほど悪いようなテーピングではないように思えます。
が、しかし、彼の靴下の下はこれでもか、というほどホワイトテープでがちがちにされているのです。

それでも少しも痛いそぶりもせず、先週捻挫したよ、それが何か?とでも言うような感じでした。
もちろん試合だけでなく練習もしっかりやっていました。
その次のソウルでもベスト4、釜山ではベスト8。

その間、彼の足首には毎日頑丈なテーピングをして。痛みなんてあるのが当たり前、それでも僕は戦うよ、ベストコンディションじゃなくても。

強いな・・・ものすごく感じました。

そんな彼もまだグランプリレベルではあまり活躍していません。
先のオリンピックでは番狂わせをしましたが。

彼と錦織選手がグランプリレベルで活躍し、そこに添田が乗っかって気が付いたら追い越して・・・

すいません。完全な妄想でした(汗)

でもそういった形になってほしいし、そうなる可能性は十分にあると考えます。
他のアジアの選手だって弱くないですよ。

頑張れ!
アジア!!

でもやっぱり・・・
日本!!!!!!!!!!!!

気合い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

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