マナーはお互いにテニスを楽しく行うためのものです。マナーを守って、気持ちのよいテニスをしましょう。
基本的なルール
3つの基本ルール
テニスは基本的に以下のルールを覚えれば楽しむことができます。
・相手から来たボールをワンバウンド以内で打ち返す。
・ネットの上を超えてボールを打ち返す。
・相手側のコートでバウンドするようにボールを入れる。
試合の種類について
・シングルス・・・・・・1対1で行う試合のことです。
・ダブルス・・・・・・・2対2で行う試合のことです。
テニスの試合の進め方について
guide_rule02.jpg・サーブを打ってゲームがスタートします。
・サーブを打った後、どちらかがポイントを取るまでボールを打ち合います。
・どちらかが得点を4ポイント取ると1ゲーム取得となります。数え方は0(ラブ)→15(フィフティーン)→30(サーティ)→40(フォーティ)と数えます。
・どちらかが6ゲーム取ると、1セット取得となります。
・あらかじめ決めたセット数や、ゲーム数を先に取得した方が勝ちとなります。
※ゲーム数やセット数、デュース(40-40)のときのアドバンテージをどうするかなどは、試合前に確認しておきましょう。
初心者のためのマナー
テニスコート上でのマナー
テニスコートでは、安全に気持ちよくプレーするためのマナーがあります。プレーをしていないときも、周りに気を配りましょう。
◆足元のボールに注意
ボールを踏んでしまうと思わぬ怪我を負ってしまうことがあります。自分や相手の足元にボールがある時は、プレーを中断して足元のボールを取り除きしましょう。
◆プレー中の移動について
プレー中のコートの後ろや横を通ると、プレーの妨げや思いがけない事故となることもあります。プレーが途切れるのを待って、すばやく移動しましょう。
◆隣のコートへの配慮
もし隣のコートにボールが入ってしまったら、隣のコートのプレーが中断するのを待って、相手に一言断ってから拾いましょう。また、拾ってもらった場合はお礼を言いましょう。
◆ボールの渡し方について
相手にボールを渡す時は、相手の手前でワンバウンドさせて相手に取りやすいボールで渡します。遠い場合はラケットで打っても大丈夫です。
◆大人数でコートを使うときは
必要以上に大きな声を出したり、隣のコートに無断で入ったりなど、隣のコートに迷惑をかけないように配慮しましょう。
◆たくさんのボールを使うときは
テニススクールではコートはネットで仕切られているので心配いりませんが、コートを借りる場合は隣のコートにボールが流れないように注意が必要です。打ったボールを放置しないように気をつけましょう。
試合におけるマナー
テニスの試合を行う時にも、以下のようなマナーがあります。
◆セルフジャッジ
多くの試合はセルフジャッジで行われます。はっきり相手にわかるように、はっきりとすばやくコールしましょう。もしインかアウトかわからない場合は、インとします。
◆試合終了後にはあいさつを!
試合が終わったら、ネット越しに対戦相手と握手をします。お互いの健闘をたたえ、気分よく試合を終えましょう。
コミュニケーション マナー
基本的なマナーは普段の生活で心がけているマナーとほぼ同じです。相手にやさしく、自分も気持ち良くテニスをすることを心がけましょう。
◆あいさつをしましょう
すべてはあいさつから始まります。お互いに笑顔であいさつを交わせば、気持ちのよいテニスが始まります。
◆時間を守りましょう
テニスレッスンやレンタルコートは時間が決まっています。着替えや準備などにも多少の時間がかかります。時間に余裕を持って行動しましょう。
◆道具を大切にしましょう
ラケットやボール、シューズなど、テニスの道具はプレーを支えてくれるパートナーです。道具のコンディションはプレーに影響することもあります。大切に使いましょう。
協力:テニススクール・ノア