ユニクロ、新グローバルブランドアンバサダーに全米OP女王エマ・ラドゥカヌを起用

株式会社ユニクロは、2026年2月24日、イギリス女子テニス界のトッププレーヤーであるエマ・ラドゥカヌと「グローバルブランドアンバサダー」契約を締結した 。ラドゥカヌは2021年の全米オープン女子シングルスにて、予選から勝ち上がり優勝するというオープン化以降初の快挙を成し遂げた若き実力者だ。

ユニクロとしては女性アスリート初となるブランドアンバサダーが誕生した 写真:ユニクロ

同日行われた記者会見には、ラドゥカヌのほか、ユニクロのクリエイティブディレクターを務めるクレア・ワイト・ケラー氏、および株式会社ファーストリテイリングの柳井康治取締役グループ上席執行役員が登壇した。

柳井氏は「プレッシャーの中でも常に攻めの姿勢を貫き、挑戦を続けるラドゥカヌ選手は、コートの外では家族や友人とのつながりを大切にし、読書家の一面も持つ一人の若者です」と彼女の人格と姿勢を高く評価。その上で、「私たちは、ラドゥカヌ選手が素晴らしいアンバサダーとなることを確信しており、ともに世界に前向きな変化を生み出していくことを楽しみにしています」と期待を寄せる。また、今後の活動として、彼女を通じて「LifeWear」のフィロソフィーを体現し、特に次世代育成に力を入れていく方針を明かした。

エマ・ラドゥカヌと柳井康治氏 写真:保坂明美

今回の契約に基づき、ラドゥカヌは2026年3月の「BNPパリバ・オープン」からユニクロのウェアを着用してプレーを開始する 。彼女は競技用ウェアの開発やデザインにも積極的に関与する予定であり 、会見では初めてウェアを目にした際に「クラシックで時代を超越したデザイン」に大きな笑顔になったと喜びを語った。

また、クリエイティブディレクターのケラー氏は、アスリートとしてのパフォーマンス向上と自信を持てる着心地の両立を重視し、今後はオフコートも含めた包括的なワードローブの提案を行っていくと述べた。

ラドゥカヌは今後、ロジャー・フェデラーら他のアンバサダーと共に、次世代育成プログラムや社会貢献活動に参画していく。彼女は「ユニクロの皆さんと一緒に世界中の若者にインスピレーションを与え、自分の可能性を信じ続けることの大切さを伝えていくことを楽しみにしています」と抱負を述べ、新アンバサダーとしての第一歩を踏み出した。


■エマ・ラドゥカヌ(Emma Raducanu)プロフィール

  • 生年月日:2002年生まれ
  • 国籍:イギリス
  • 主な戦績:2021年全米オープン女子シングルス優勝(予選勝者として初のグランドスラム制覇)
  • 自己最高ランキング:世界ランキング10位
  • 特徴:1977年以来となる英国人女子選手のグランドスラム優勝を、わずか2度目の本戦出場で達成 。精神力と高い運動能力を武器に、次世代を代表する存在として世界的に注目を集めている。

取材:保坂明美 写真:ユニクロ