新グラファイトは、往年のグラファイトに勝るか?GRAPHITE 105S

今回のテニスナビインプレッションに登場するのはprinceから2011年7月に発売されるEXO3 Type-Jシリーズ GRAPHITE 105S。
競技系ラケット言えばフェイスサイズが100平方インチ以下を指すことが一般的ですが、フェイスサイズが105平方インチの競技系モデルという異色のラケット「Type-J EXO3 GRAPHITE 105S」は、プレーに何をもたらすのか?
元デビスカップ代表の山本育史プロ、丸山薫プロのインプレッションです。
【 prince(プリンス) Type-J EXO3 GRAPHITE 105S テニスナビ】
[youtube http://www.youtube.com/watch?v=W42FoXo1Dwc&version=3&hl=ja_JP&rel=0&showinfo=0]
■評価を行っているテスター情報
・山本育史プロ
全日本選手権2度の優勝。ミスタープリンス!引退後はコーチとして活躍中。現役時代を彷彿させるパワフルなストロークは必見です。
・丸山薫プロ
デビスカップ代表チーム、フェドカップ代表チームのコーチングをした経験を持つ、元デビスカップ代表選手。分かりやすく丁寧な解説はラケットを理解するのに最適です。

prince(プリンス) Type-J EXO3 GRAPHITE 105S 詳細

競技系プレーヤーの思い通りのプレーを高いレベルで実現する
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正面から見たフレーム
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横ストリングを1本追加

EXO3 グラファイト100Sと比べ、今回のEXO3グラファイト105Sは、ヘッドサイズ105平方インチながら、正面から見たフェースフレームをやや薄くしたことにより、振り抜きが良く、シャープな打球感を可能に。

また、平均ウエイト300g、スウィングウェイト280のバランス設計が、高い操作性を生み出し、アングルショットやトップスピンロブなど、早いヘッドスピードが必要なショットの際に卓越した能力を発揮。フェースフレーム上部に横糸を1本多く配置(縦16本 x 横19本)したストリングパターンにすることで、トップ部での打球感をより快適に。

高い操作性と卓越した面安定性能が、より正確なショットを可能にする
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横から見たフレーム
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ブリッジ構造のシャフト

EXO3グラファイト105Sは、フレーム厚を21.5mm、ラケットフレームをボックス形状とシャフトに掛け渡したブリッジ構造にすることで、シャフトのねじれやブレを抑え、しかも力強い威力のあるショットを、より正確に打ち出すことが可能に。

J-フレーム 最高のホールド&打球感
卓越したシンクロレスポンス能力が競技系プレーヤーの求める理想の打球感を実現

j-frame01.jpgフレーム4ヶ所に柔軟性を持たせる事で、インパクト時にフレームも内側へ撓(たわ)み、ストリングとのシンクロ率を高めることでボールの乗りと飛び出すタイミングのズレを最小限に抑え、歯切れのある打球感を実現。

prince(プリンス) Type-J EXO3 GRAPHITE 105S スペック
振り抜きのよい高スピン性能の上級トーナメントモデル
フェイスサイズ 105平方インチ G_105S_20110712.jpg
価格 本体価格¥32,000
平均ウエイト 300g(フレーム)
バランスポイント 320mm
スウィングウエイト 280g
長さ 27.0inch
ストリングパターン 16 x 19
グリップ EXO3プロ
グリップサイズ 1,2,3,(4)
ベストマッチストリング Lightning Power

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