全豪オープン
真夏の戦いは、体力勝負
メルボルン市内にほど近いメルボルンパークで開催される全豪オープン。南半球の1月は真夏で、テニスコートに立つプレーヤーを容赦なく痛めつけ、体力を奪っていく。そう、ここ全豪オープンは太陽との戦いでもある。そのため、熱中症対策として「エクストリーム・ヒート・ポリシー」という独自のルールが設けられた大会。
大会名 | 全豪オープン |
開催地 | オーストラリア・メルボルン |
開催時期 | 1月14日~1月27日 |
ドロー数 | 男女ともにシングルス128、ダブルス64 |
サーフェス | ハード |
全仏オープン
レッドクレーはドラマを生み出す
パリの郊外で行われる全仏オープンは、ニューヒーローを生み出してきた。あのマイケル・チャンが、イワン・レンドルに破って優勝したのは17歳のとき。しかし、今はその様相を変えた。クレーコートのスペシャリスト、ラファエル・ナダルが2005年からの8年間で7回優勝し、ナダルの独壇場といっても過言ではない。しかし、このレッドクレーでいくつものドラマが生み出されてきたのは事実。もうそろそろニューヒーロー、ニューヒロインが出てくる気配。
大会名 | 全仏オープン |
開催地 | フランス・パリ |
開催時期 | 5月26日~6月9日 |
サーフェス | クレー |
ドロー数 | 男女ともにシングルス128、ダブルス64 |
ウィンブルドン
オールラウンドプレーヤーが活躍
ウィンブルドンはグランドスラム大会の中で、唯一サーフェスが芝。ボールがバウンドしにくく、スライスを打たれると滑る。だから、以前は、ビッグサーバーやネットプレーヤーが活躍した。しかし近年ではラケットの進化などもあり、フェデラーなどのオールラウンドプレーヤーが活躍を見せており、ウィンブルドンでもサーブアンドボレー中心のプレースタイルはほぼ見られなくなった。
大会名 | ウィンブルドン |
開催地 | イギリス・ロンドン |
開催時期 | 6月24日~7月7日 |
サーフェス | 芝 |
ドロー数 | 男女ともにシングルス128、ダブルス64 |
全米オープン
ニューヨークで開催 1年で最後の4大大会
全米オープンは、エンターテイメント性が高く、多くの観衆を集める。また、年の最後を締めくくるグランドスラム大会として、選手たちはここを目標に調整し、最高のパフォーマンスを披露してくれる。優勝者は、男女ともにオールラウンドプレーヤーが多く、ハードコートの試合にしては、試合時間が長い大会だ。
大会名 | 全米オープン |
開催地 | アメリカ・ニューヨーク |
開催時期 | 8月26日~9月8日 |
サーフェス | ハード |
ドロー数 | 男女ともにシングルス128、ダブルス64 |