ポイントになるとき
どうしたらポイントが取れるのか、ゲームがどのように進んでいくのか、そんなテニスの基本の基本を見てみましょう。まずは、相手より一本多く相手のコートにボールを返すことです。
ツーバウンドしたらポイント
相手コート内に打ったボールに対して、ワンバウンド以内で相手が打ち返すことができないときは、こちらのポイントになります。反対に相手のボールがコートにバウンドしたのに、それを打ち返せないときは相手のポイントとなります。
相手のボールがネットにかかったらポイント
ネットにかかってしまたり、ネットは超えたけど決められたエリア内にボールがバウンドしなかったとき、相手のポイントになってしまいます。
ボールが相手の体の一部に触れたらポイント
相手のボールがアウトしそうなのにバウンドする前に、ラケット以外の部分(たとえば、ウエアや体の一部)が、触った時点で即失点です。
相手のサーブが2回連続で入らなかったらポイント
サーブは2回打てますが、2回とも失敗した場合は、レシーバーのポイントになります。
相手が空振りしたらポイント
相手の速いボールを空振りしてしまったときは、失点になります。
テニスはどんなところでプレーするの?
テニスコートの名称
テニスコートの大きさは、タテが23.77m、ヨコが10.97mです。意外と広いスペースに驚く人もいるでしょう。
ダブルスの場合、タテはネットからベースラインまで、ヨコは左右のダブルスサイドラインまでを守ったり、攻めたりして、ポイントを奪い合います。
ポイントの流れ
ベスト・オブ・3セットマッチの場合
テニスは、ポイントを取り合うゲームです。
1ゲームは、相手より先に4ポイント取れば勝ちです。ただし、3ポイントで並んだ場合は、先に2ポイント連取した方が勝ち。
1セットは、相手より先に6ゲームを取れば勝ちです。ただし、5ゲームずつで並んだ場合は、先に2ゲーム連取した方が勝ち。6ゲームずつで並んだ場合は、タイブレークというルールでの勝負になります。
3セットマッチの場合、先に2セットを取れば勝ちです。
テニスのポイントはラブ、15、30、40、ゲーム
なぜ、一度に15点も得点がはいるの?
1ゲームを時計に見立てたという説があります。60分で1時間、昔は、コートの横に時計を置いて、それで得点を表示していました。欧米にはhalf(1/2),quarter(1/4)という昔からの概念があり、それを使って、60分を4分割して、15→30→45→60と4ポイント取ると、得点掲示板に「1」と記録したので、それが残っているということです。
今は、45ではなく40とコールしますが、それは45より40のほうが言いやすかったという説と、単に省略しただけという2つの説があります。