今日もジャパンオープンは雨…。有明のセンターコートの他にNTCとSSCで試合が行われました。私はどうしても有明を離れることが出来ない村上フェドカップ監督の代わりにSSCでの試合を観戦してきました。
退社してからSSCに行くのはこれが初めて。懐かしいのと同時に緊張感もありました。しかし、こういう機会でもなければ行くチャンスもないので、試合が行われている混乱に乗じて久しぶりにSSCの門をくぐりました。たくさんの元同僚に声をかけてもらい、お互いの近況報告などをしましたが、ブログを読んでくれている方も多く、私がどこで何をしているかみんな大体は把握してくれていたことが嬉しかったです。
さて、肝心の試合ですが、シングルス1回戦の残り4試合とダブルスが行われました。雨の影響で本来であれば昨日までに1回戦は全て終わっていないといけませんが、相当な遅れが出ています。第一シードフランスのCOIN選手。怪我からの復帰を果たした森上選手など、センターコートに入るようなカードも無観客試合となってしまいました。本当に天気が恨めしいです。しかし、この後の日程のことを考えると、コートがどうのということよりも最後まで消化出来るかの方が心配になってきますので、残念ですが仕方ありません。しかも、明日は台風が直撃の予報…。無事に大会を終えることが出来るでしょうか。違う意味での正念場が続きます。
今年から女子はWTAツアーから降格となり、10万ドルのITF大会になってしまいましたが、2桁の選手も出場していますので、国内のITF大会の中ではトップクラスの大会です。選手にとってはランキングを上げるのに絶好のチャンスですし、この秋のシリーズで頑張っておけば来年の全豪は予選に入れたり、一気に勝てば本戦の可能性も出てきます。先週の東レのような世界トップレベルのプレーも魅力的ですが、グランドスラムを目前にした選手たちの戦いはまた違った熱さがあり、みんな必死でした。初めて見る外国人選手も多かったですが、ネームバリューではなくプレーそのものが荒削りな部分もありますが、ダイナミックでパワフルなプレーを見ることが出来ました。その中でどれだけ日本人選手が絡んでいけるかを楽しみにしています。