9月21日(木)、東レ・パン パシフィック オープンテニストーナメント2017（東京、有明コロシアム）。日本で開始される女子テニスの大会で、最高峰に位置づけられる大会。
女子ダブルス準々決勝で二宮真琴（橋本総業）/レナタ・ボラコバ（チェコ）組は、ロソルスカ（ポーランド）/スピアーズ（米国）組を7-5、1-6、10-5で下して、見事４強に進んだ。
準決勝ではGavrilova(AUS)/Kasatkina(RUS)と対戦する。
奈良くるみ（安藤証券）/ 尾崎里紗（江崎グリコ）組はD・ガブリロワ（オーストラリア）/ D・カサキナ（ロシア）組と対戦。ギアを上げていくのに時間がかかり、1-6、 4-6のストレートで敗退した。
同日 1試合目に奈良はシングルス2回戦にも登場。第９シードのキャロリン・ガルシア（フランス）に敗れ、初の８強入りを逃した。
「（自分の）ボールが浅かったので、（逆に）相手に入り込まれてしまった。自分のプレーをさせてもらえなかった。どうにかしてロングラリーに持っていくことをしなければいけなかった」と奈良。
シングルスの日本勢は全員敗退となり、ウィンブルドンベスト4に輝いた二宮・ボラコバ ペアに期待がかかる。
＜＜ダブルス準決勝＞＞
二宮真琴/Voracova(CZE) vs Gavrilova(AUS)/Kasatkina(RUS)
〇4]Klepac(SLO)/Sánchez(ESP) 63 75 ●2]Dabrowski(CAN)/Y.Xu(CHN)
＜＜準々決勝＞＞
〇Gavrilova(AUS)/Kasatkina(RUS) 61 64 ●奈良くるみ/尾崎里紗
〇二宮真琴/Voracova(CZE) 75 16 10-5 ●3]Rosolska(POL)/Spears(USA)
〇4]Klepac(SLO)/MartínezSánchez(ESP) 63 75●穂積絵莉/加藤未唯
〇2]Dabrowski(CAN)/Y.Xu(CHN) 60 36 10-7 ●Olaru(ROU)/Savchuk(UKR)
ダブルスドロー
大坂なおみ姉妹、青山修子などダブルス出場
＜＜シングルス準々決勝＞＞
〇1]G.Muguruza(ESP) 62 64 ●9]C.Garcia(FRA)
3]C.Wozniacki(DEN) vs 5]D.Cibulkova(SVK)
〇A.Pavlyuchenkova(RUS) 57 63 61 ●B.Strycova(CZE)
〇7]A.Kerber(GER) 76(5) 75 ●2]Ka.Pliskova(CZE)
＜＜全2回戦＞＞
〇1]G.Muguruza(ESP) 64 60 ●M.Puig(PUR)
〇9]C.Garcia(FRA) 61 63 ●奈良くるみ
〇3]C.Wozniacki(DEN) 46 61 64 ●S.Rogers(USA)
〇5]D.Cibulkova(SVK) 62 62 ●K.Siniakova(CZE)
〇A.Pavlyuchenkova(RUS) 64 46 62 ●Q.Wang(CHN)
〇B.Strycova(CZE) 75 76(5) ●4]J.Konta(GBR)
〇7]A.Kerber(GER) 76(5) 63 ●D.Kasatkina(RUS)
〇2]Ka.Pliskova(CZE) 62 61 ●Q]M.Linette(POL)
＜＜日本人プレーヤー1回戦＞＞
〇奈良くるみ 26 64 62 ●Y・プティンセバ（カザフスタン）
〇A・ケルバー（ドイツ）63 64 ●大坂なおみ
〇S・ロジャーズ（アメリカ）62 76(5) ●尾崎里紗
本戦ドロー
『東レPPOテニス』9/16日(土)～24日(日)
第1シードは7月のウィンブルドンで2度目のグランドスラム制覇を果たし、全米オープン後に24人目の女子世界NO.1になったG・ムグルサ（スペイン）、
第2シードは前世界1位のK・プリスコバ（チェコ）、第3シードが前年女王のC・ウォズニアッキ（デンマーク）、第4シードはJ・コンタ（イギリス）。
記事:塚越亘 塚越景子 写真 鯉沼宣之、伊藤功巳/TennisJapan
