車いすテニスに対応可能な施設とはどのようなものかについてです。

施設周り

◆施設の入り口
車いすテニスユーザーが使いやすい施設であることをぜひアピールしてください。たまたま通りかかった時に、次から使いやすくなります。

◆駐車場
車いす用の駐車場をぜひ設けてください。仮にスペース的に難しい場合は、車いすユーザーが施設を利用する際にコーンなどで1台半~2台分のスペースを作っていただけると利用しやすくなります。その旨、分かりやすく表示していただければ幸いです。

テニスコート

テニスコートの入り口

◆段差をなくす
ないと嬉しい段差。できる限り小さくして下さい。
段差が大きい場合は、スロープを付けてくださればと思います。

◆広いドア
130センチくらいあると競技用車いすでも通ることができます。

◆サーフェス
ハードコートが理想です。オムニコートでも可能ですが、選手レベルだとチューニングが必要になります。

テニスコートの中
テニスコートの中で障害になるものとは・・・
・ベンチや審判台とポールなどの間が狭いこと
・植木や芝生部分(ボールが入ったときに取れないことがあります)

日陰、ベンチ
クァードクラスのプレーヤーは発汗機能に障害があることが多いです。そのため体温調節をするための日影が必要になります。ベンチが日影だとしても、ベンチに行けない段差があることもあります。考慮に入れていただければと思います。

施設内

◆更衣室
・段差
スロープなどによって段差をなくすような工夫をしていただけると幸いです。今後、作る施設であったり、改修施設であればぜひ考慮に入れてください。

・シャワー
車いすが入れるスペースや、手すり、椅子などがあるとシャワーを浴びることが可能になります。

・トイレ
広めのスペース、手すり等を付けていただければと思います。

◆エレベーター、エスカレーター
あればとても助かります。駅にある車いす用のエスカレーターなども考慮にいただければと思います。

Welcomeな気持ちを意思表示!

施設全体を今から回収するのは難しいというテニス施設さまにも、ぜひお願いです。「Welcome」していただければ、クリアできる問題も多くあります。ぜひその気持ちを意思表示してくださいね!