足の大きさ、足囲と足長

大きさをチェックする。・・・大きさって何？
当然テニスシューズを選ぶ上でとても重要な作業。注意点に触れてみる。

足長

お店で「サイズは？」と聞かれて答えているのが足長

シューズのサイズ表示は通常【26.5cm】などとなっている。これは、足長を表したもの。
足長とは、第2指の中心とかかとを結ぶラインを基準線にしてはかったながさを通常の基準といて表示されている。

足長はシューズによって基準が変わるのを知っておこう

シューズメーカーによる違い、同じメーカーでも足型のモデルの違いによって、実際にフィットするサイズが違うこともある。だから、足長はあくまで「基準」としてほしい。実際に履いてみることが重要なのだ。

足囲

幅ではなく、外周が足囲

足囲 (そくい) ＝ウィズ。E、EEなどで表記されている。
第１指（親指）と第5指（小指）の付け根（骨の出っ張り部分）の「外周」のことを言う。フィット感を左右する要因だ。
一般に言われる「幅」とは違うので注意。つまり、幅が普通でも甲が高ければ、足囲は大きくなる。

私は幅広だと思っている方、要注意！

ここ数年、なぜか4Eというやけに足囲の大きなモデルが多く発売されてきた。これは、足をシューズに入れたときに横幅が広くゆったりしているので「うわ！楽かもー」とか言って人気が出た模様。
しかし、ここで一つ情報を公開!!　一昨年、うちの大会参加者+スタッフ１２５名くらいの足のサイズを測定した時に4Eは私ひとり。１％以下の人間しか4Eは居ないのだ。
無闇に足入れ感が楽だ、と言うだけで幅広シューズを選ぶと故障の原因になるので要注意。
記事：村上功