バボラと世界ランキングナンバーワンのカルロス・アルカラスが 2030 年まで契約を更新

バボラ VS ジャパン株式会社が展開するテニス用具のリーディングブランド バボラは、契約選手であるカルロス・アルカラス(スペイン)との契約を 2030 年まで更新したことを発表。バボラは、2022 年に全米オープン、そして今年ウインブルドンを初制覇したカルロス・アルカラスと、7 年間の契約延長を発表した。(2023 年 8 月 21 日付 ATP 世界ランキング)

「10 歳にバボラと契約して以来、バボラは常に私のパフォーマンスを高めるために一緒に取り組んでくれました。それは、単なる用具提供に留まらず、同じ”チーム”として共に歩むことを意味するのです。一方的に私がニーズやフィードバックを伝えるのではなく、必ず双方向のコミュニケーションを大切にした関係性です。その結果、満足のいくパフォーマンスを発揮することができていて、だからこそこれからもバボラとの契約を継続することは私にとってとても自然なことです」とアルカラスは、契約更新について説明した。

バボラ CEO のエリック・バボラは、「我々にとってスポーツは成績だけではなく、取り組む姿勢や理念にも深く関連するものと捉えています。カルロス・アルカラスは、バボラが大事にしている”No guts, No glory”(勇気なくして栄光なし)という理念を象徴し、若年層を含むすべてのテニスファンにインスピレーションを与える存在です。ポジティブなマインド、スポーツマンシップ、そして心の底からテニスを愛する姿勢がたくさんのファンを惹きつけるのです。10年前に当時 10歳のアルカラス少年と初めて契約したのですが、これからさらに 7 年間を共に歩んでいけることをとても嬉しく思い、手を取り合ってさらに歴史に名を残し、テニス業界を盛り上げていってもらいたいと思っています」と、コメントした。

4 歳でテニスを初めて以来、ずっとバボララケットとストリングと共にプレーしてきたアルカラスは、10 歳でバボラと契約した当時は PURE AERO を使い、その後さらにコントロール精度を上げるため、PURE AERO(100 in2)よりも小さいヘッドサイズの PURE AERO VS(98 in2)にスイッチした。そして、2022 年の全米オープンからは PURE AERO 98 と RPM BLAST のコンビネーションでプレーしている。

<バボラについて>
1875 年、フランスのリヨンで誕生したバボラは、世界で最も歴史の古いラケットスポーツ専門メーカー。イノベーションをいち早く取り入れ 1875 年にテニスストリング、そして 1994 年にテニスラケットを発売した。創業以来 5 世代に渡り同族経営を続けるバボラは、テニス、バドミントン、パデル用品(ラケット、ストリング、シューズ、ボール、シャトル、バッグ、アパレル、アクセサリー)を展開。バボラのラケットやストリングを使うプロも多く、それぞれのスポーツで活躍している。伝統あるテニスブランドのウィンブルドンを含む、世界 150 カ国で 20,000 ものクラブとパートナーシップを築いている。https://www.babolat.com/jp