テニスシューズ価格はなぜ違う?
★同じような形に見えるテニスシューズでも価格が違う。
★なぜか?
★そして、価格を賢く抑えるコツは?
店員さんに値切るということではない。
その秘訣に迫りたいと思う!(値切る秘訣もいつか話したいが・・・。)
価格なぜ違う?
見えにくい機能や素材の違いがある
流行のモデルだからではない。実は目に見えないシューズの内部の機能や、素材によって価格が変わってくるからだ。
価格の違いは、そのシューズの「足を守る機能」や「素早く動くための機能」の技術が多く搭載されているほど価格が高いと考えていてほぼ間違いが無い。
多機能:ここに値段を抑える秘訣がある!
多機能だからこそ、必要のない機能があるかもしれない
多機能とは、聞こえがいいが、人によってはあまり必要の無い機能もある。だから、自身のプレーレベルに合わせて機能を選んでいけばよいのだ。
プロの良い機能と愛好家の良い機能は違う
例えば、テニススクールに週に一度通い、のんびりテニスをしている方。早く動く機能よりもクッション性や怪我をしないための機能を充実させた方が良いはず。
プロのテニスプレイヤーなどは、当然のごとく足腰も鍛え抜き筋力も怪物のようにある。そして、少しでも遠くのボールをよりよい返球をしたいと思っているから「早く動けるシューズ」を求める。早く動けるとは、力をいれたときに、地面から速いレスポンス(力の反作用)が返ってくる、横ブレが少ないということ。より素足感覚に近いシューズが必要になってくる。
つまりプロの良い機能と、愛好家の良い機能は違うのである。
賢いシューズ選びを!
高いシューズ=より上級者を意味しない
もちろん、各メーカーのトップレベルのシューズは、トッププレーヤー向けであることが多い。例えば、クッション性を抜くことは、値段が安くなる。つまり、価格が高いシューズが必ずしも自分にピッタリかというと、必ずしもそうでない場合もあるということを頭に入れておいてほしい。
値段を抑えるコツは、優先順位を作ること
ここで見てきたように、「値段」ではなく、自分にあったシューズであるかを良いシューズの判断材料にしてほしい。そして、値段を抑えるコツは、自分にとって何が必要かに順位を付けるのが賢い。値段を抑えたいが、犠牲にしてはいけない機能があるはずだからだ。
記事:村上功