頭痛

今日は一日頭痛との戦いでした。昨日はせっかくインターハイ出場が決まり、喜ばなければならない日でしたが素直に喜ぶことが出来ず、一日ストレスを抱えていました。

実は昨日、試合に出た選手が一人も練習に来なかったのが原因です。試合に出て疲れがあるのも分かります。最終日ですし、終わってほっとしたいのも分かります。怪我をしていた選手もいます。でも、です。それでも練習に来て欲しかった。コートに立って欲しかった。優勝者はまだ分かります。負けた者は悔しくはないのか。たった8ゲーム2試合。日頃鍛えているので、体力的には問題ないはずです。試合会場からアカデミーまでは数キロ。目と鼻の先です。私と石井プロは誰が来るか楽しみにしていました。この状況の中で練習に来る気持ちのある選手がどれだけいるか楽しみにしていました。SSCの時は試合があっても練習に来るのは当たり前。3セットを3試合こなして、練習時間に間に合わなくても電車とバスを乗り継いで練習に顔を出す選手が多かったです。

試合をした日に厳しい練習をしたいのではありません。話を聞き、今後の方向性を示すことで選手の役に立ちたいのです。助けてあげたいのです。しかし、ゼロでした。残念で仕方ありませんでした。マラソンで5m前を走っている人を追い越すには前の選手よりも速いペースで走らないといけません。今の選手には前のランナーを追い越すエネルギーを持って欲しいです。だからこそ、負けた日こそエネルギーを練習にぶつけて欲しかった。

今日は単なる愚痴になってしまいました。不満はありますが、コーチをやっていればこれくらいの期待外れは良くあること。そんな彼らを正しい方向に導くことが仕事です。明日からは切り替えて、前向きに進んでいきます。

明日はNTCで宏紀と練習です。


コメント

  1. 海保 さん : 2009.05.17

    いつも楽しく拝見しています。その現実、笑っちゃいけないのでしょうが、想像して笑ってしまいました。なかなか若手育成のコーチ業というのは大変な仕事ですね。でも、高校生ぐらいの若者が仏や菩薩のように悟りを啓いた子ばかりだったら、面白くもおかしくもないわけで、それが若手を指導するコーチのやりがいとも言えるのではないでしょうか?とりあえずインフルエンザに気をつけて本当の頭痛が発生しないようにして下さい(笑)。

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  2. 谷澤 さん : 2009.05.17

    海保さん
    コメントありがとうございます。
    私は怒りで笑えなかったですが、こちらの気持ちが
    分かってくれる時が来るまで粘り強く指導していきたい
    と思います。

    返信

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