インターハイ予選②

今日は山梨県インターハイ予選の最終日、シングルスの準決勝・決勝がありました。

昨日に続いての同士討ち、枠は2つ。勝って泣く者、負けて泣く者、みんな試合の中ではベストを尽くしました。勝者と敗者を分けるものは何でしょうか!?未だに答えは出ません。運もありますし、努力ももちろん、パフォーマンスをピークに持ってくること、色々です。見る人によって視点は違いますし、評価の仕方も様々です。

コーチが全てを導いてあげることは出来ませんし、親にも出来ません。やはり最後は自分で責任を取らなければいけないのがプレイヤーの宿命で、今日の様に同士討ちになれば尚更です。私達は助けることも応援することも出来ず、最後の試練は自分で乗り越えなければゴールにたどり着けません。添田を育てたコーチでSSC時代の上司、笠原コーチは「コーチに出来ることは多くても全体の50%、後は本人の努力や才能」と言っていたのを思い出します。コーチに依存して、コーチがいないとダメと言われれば悪い気はしませんが、それでは選手の自立を促すことは出来ません。言い訳をしているのではなく、50:50であることがコーチと選手で、お互いにプロの仕事をすることで良い関係は保たれます。選手がコーチを信頼し、尊敬するように、コーチもまた選手を信頼し、尊敬したいのだと思います。アカデミーの選手にはもっとタフに、もっと強くなってくれることを期待します。

今日はまだ、県大会。全国への出場権を手にしたに過ぎません。念願叶ってインターハイに出場する訳ですから、今以上のプレーをして全国で1勝を目指して欲しいと思います。ここが終わりではなく、スタートライン。8月までにもう一回り成長出来るよう自分をしっかり持ち、日々の練習に取り組んでください。


コメント

  1. odoriko さん : 2009.05.15

    お疲れ様でした・・・! いつもなるほど~と思いながら読んでます。 お互い自立した関係・・・全てにおいて通じてますね?  深いです・・・

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  2. しおれ さん : 2009.05.16

    いつも ごもっともと感じることばかりです。
    50%
    頼りすぎてはいけない。
    (話がそれます?、スクールで遊んでいても、自分から行動しなければ、試合で勝てるようにはなりませんしね 納得です)

    ステージコーチはテニスのバイブル 教科書と感じます。他とは世界が違ってます。
    それと反応を欲しているのでもなく、必要としている方が読むだけでいい。
    ただ毎日自分の思いを綴っていく
    …みたいな雰囲気を
    感じます。
    他にないスタンスはとっても魅力的です。

    あと投稿の事前チェックみたいのがないことも。

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  3. 谷澤 さん : 2009.05.16

    odorikoさん
    しおれさん
    コメントありがとうございます。
    喜んでいただけで嬉しいです。
    コーチに出来るのはコートに送り出すまで。
    コートの中では選手は一人ですからね。
    今後ともチェックお願いします!

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