山梨最終日

今日で今回の山梨滞在は一旦最終日です。次は月末から始まる県Jr.の時期にしか来ることができないので、私にとっては生徒に対する試合に向けての最後のメッセージになります。
試合まで2週間を切ったこの時期は技術的な向上は期待出来ないので、意識するのは精神的な充実のみです。なので練習はシンプルに、どれたけ集中してプレー出来るかが課題とし、１ポイントを大切に試合と同じ緊張感で臨むことを伝えました。まだまだミスは多いですが、みんなそれぞれに集中した練習が出来ていたと思います。

写真はアカデミー生の矢崎頼くん。頼は元々から県内ではトップの選手でしたが更に強くなりたいということで今年の1月から石井テニスアカデミーに移って来ました。初めて見た時は打球センスは良いものがありましたが、ボールを落とすカウンタープレイヤーという印象だったので、この３か月は自分から攻撃する姿勢を高めることを中心に練習を重ねてきました。山梨で勝つには安全にリスクを少なくミスを待つ方法が一番取りこぼしが少なく勝ちを拾える方法ですが、日本のトップや海外でプレーしようと思うと最後は自分からポイントを取るプレーが出来るかが大きな要素になります。
誤解のないように言えばガンガン打ちまくれという訳ではなく、攻める姿勢と先手を取ることの大切さを学んで欲しいのです。待っていてもミスは期待できないですし、先手を取らなければディフェンスに回り、後手後手の苦しい対応になるからです。頼は理解力も高く、前向きにトライしてくれ、安定感＋αのプレーが出来るようになってきているので試合が本当に楽しみです。４月の全国大会（トヨタjr）ではチャレンジャー精神で頑張って欲しいと思います。

また、今回の滞在では一般のレッスンにも飛び入りで参加し、色々な方とテニスをして楽しい時間を過ごすことが出来ました。また機会があればお邪魔することもあるのでよろしくお願いします！

明日からは守屋宏紀選手に帯同し、京都チャレンジャーに向かいます。