柏フューチャーズ初日。ダブルスからのスタートです。1Rの相手は宏紀の同期、法大の星野武蔵と綿貫裕介プロです。4人中3人が10代。みんな幼い顔をしているので、中学生の中に大人が一人入っているようでした。
結果は62、63。大人(岩見選手)が一人入っている分、勝利に近かったと思います。とりあえずリターンを沈めておけば前で動いてポイントを取ってくれます。それだけではなく、色々なことを教えてくれるので、宏紀にとっては試合というより、実戦の中でのレッスンです。まさに「生きた教科書」です。
私も現役時代は色々な選手とダブルスを組んでもらいましたが、やはりダブルスの上手い選手から色々なことを学んだり、盗んだりして自分のものにしてきました。お互いに協力して勝利を目指すので、パートナーも自分の持っているノウハウを提供してくれます。こんなチャンスはありません。特に岩見選手のように経験値の高い選手からは吸収出来ることが本当に多いです。こうやってダブルスを組んでくれるということも宏紀が期待されている証拠だと思います。
いつかはこうして先輩から引き継いだ技術を後輩に伝えられるようなプロになってくれると良いですね。
さあ、明日はシングルスの1R、クォン選手です。その日その日を大切に明日もベストなテニスが出来るよう、良い準備をして勝負に臨みたいと思います。
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