京都チャレンジャー1R。6ラウンド目の試合はスタートが7時と予想よりも遅い開始となりました。
守屋宏紀 46、63、62 近藤大生
今日は最初と最後で全く違った展開になりました。ファーストセットは近藤選手が序盤から宏紀に対し非常に上手くプレッシャーをかけ、ファーストゲームでいきなりブレイクします。序盤の宏紀はサーブの入りが悪く常に苦しい展開が続きます。結局は一度は追い付くものの再度ブレイクされファーストは46。ここまでの戦いでは大生のプレーに隙はなく、正直今日は勝つイメージが浮かんでこないくらい良い出来だったと思います。
しかし、セカンドセットに入ると序盤から宏紀のリターンが合い始め、2-1からブレークすると、この辺りから宏紀のファーストサービスの確率があがり、シンプルにサービスでポイントが取れるようになりました。リードした後のサービスゲームも連続のサービスポイントできっちりリードを守りセカンドを取り、精神的にもこれでやっとイーブンになりました。
勝負のファイナルセット。先にピンチを迎えたのは宏紀でしたが、最初のブレークポイントをセーブすると、次のゲームで先にブレイクに成功しリードすると一気にペースが上がり、リターンとサービスで主導権を握りました。5-1までリードを広げマッチポイントを2本掴みますが、ここを取りきれずリードはあるものの、決め切れなかった嫌な雰囲気になり、ここまで安定していたサービスゲームでブレークポイントになります。ここを落とすとまたもつれることが予想されましたが、ここもサーブでリカバーしてキープして勝利を決めました。
久しぶりに見る宏紀の試合。ここまでやってきたことがどの程度完成しているか半信半疑なところがありましたし、ファーストセットの戦いを見る限りではまだまだ仕上がっていなかったかなと感じてしまいましたが、宏紀自身はききちんと自分のプレーに自信を持っていたのでしょう。特にサービスに関してはゲームが進むごとに確率、コースが良くなりサービスポイントが多く取ることが出来ました。
しかし、6回目となるヒロキ対決はキーになる時に訪れます。タイプが違う大生とのヒロキ対決はまさに自分を映す鏡のような試合。こうやれれたら嫌だなという攻め方をきっちりしてきます。これを克服するためにはヒロキ対決からはまだまだ学ぶものがありそうです。
試合終了は9時過ぎ。何とか1Rをクリアして次に進むことが出来ました。シングルスは明後日、これまた竜馬との対戦です。明日はダブルスのみ。今日は遅くなってしまったので、明日も午前はゆっくりして午後からアップして試合に臨みます。
コメント
初戦突破おめでとうございます。
竜馬選手との対戦、気合いが入りますね!
頑張ってください!
守屋選手が高校生のときから、守屋選手と同い年の娘ともどもファンです。
冷静で、意志のあるプレイが大好きです。
昨秋の慶應チャレンジャーで、1年半ぶりに試合観戦させていただきました。
華奢だった身体が、逞しく鍛えられていたのはもちろんですが、
シャイに伏し目がちだった眼差しが、力強くなっていて、
とても頼もしく思えました。
これから先、益々楽しみです。
谷澤コーチのブログ、毎日楽しみにしております。
お忙しい日々の中の更新、感謝!です。