久しぶりの宏紀情報です。先週のウズベキスタンでのチャレンジャーで1回戦負けした後、カザフスタンでのチャレンジャーに参加しました。場所が場所なだけに移動手段に色々と苦労し、ウズベキスタンで足止めを喰らったようですが、何とか試合会場には辿り着いたようです。
そして今日1回戦が行われましたが、残念ながらイスラエルの選手に64、26、46で敗れたようです。USオープンに続くアメリカのシリーズが表だとすれば北京、ウズベキスタン2週(宏紀は1週のみ)カザフスタンのシリーズは裏街道とも言えるでしょう。過酷な環境は承知でここでポイントを稼ぐことを優先した本当の意味でハングリーな選手達が集まっている場所だと思います。そんな場所で宏紀がどれだけの結果を出してくれるか楽しみなところではありましたが、結果は3週連続1回戦負け・・・。悔しさだけが残るシリーズになってしまいました。普段のフューチャーズとは違い、チャレンジャーなのでこういったこともありますが、戦った相手はみなノーシード、お互いにとってチャンスなドローだったと思います。そのチャンスを活かせなかったことは後一歩何かが足りなかったのでしょう。それは本人自身が一番肌で感じて帰ってきてくれるとはずです。それこそが今宏紀に必要な経験であり、試練です。
プロ1年目の去年は全てが順調でランキングも右肩上がり。あっという間に日本でもトップ10の選手となり少なからずこんな簡単なものかという気の緩み、油断が出てしまったと思います。しかし、ATPで1000位→300~400位にする努力と300、400位→100~200位にするのでは訳が違います。去年のディフェンドポイントを考えつつ、更に多くのポイントを取っていかなければ上には上がれません。そういった意味でもいつまでのフューチャーズに出ていても大きなポイントは得られないので、少しギャンブルをしても大きなポイントを稼ぐ可能性のあるチャレンジャーで勝っていかなければなりません。来年グランドスラム予選でプレーする目標を叶えるためにはこのシリーズである程度のポイントがノドから手が出るほど欲しかったのですが、残念です。
そういった意味では今年は嫌というほどサーキットの現実を目の当たりにし、とんでもない世界に足を踏み入れたことに後悔を感じているのかもしれません。「勝った選手には次も試合があり、負けた選手にはない」いたってシンプルな構造の中では、負けても前向きに頑張るしかないのでしょう。
それでも2年目の今年は出来るだけ上のステージにチャレンジしてランキングが下がったらまたフューチャーズからやり直す。テニスが良ければまた勝ち上がり、チャレンジャーに挑戦することが出来るようになるから。という考えがここ数ヶ月のトライでした。
もう十分に苦しみ、自分なりに足りないところが理解出来たと思うので今後の成長を期待したいと思います。一旦は帰国し、次はオーストラリアです。今後はより現実的に、しっかりポイントを積み重ねて欲しいと思います。
コメント
お久しぶりです。
宏紀選手。大変そうですが頑張ってますね(^0^)
私も頑張らないと☆
もし、今度宏紀選手にお会いしたら私とミックスをお願いするので谷澤コーチからも宜しくお伝え下さい☆