フェドカップ予選 カザフスタン戦

昨日はアップ出来ませんでしたので、今日まとめてのご報告です。

フェドカップアジア予選
グループリーグ初日
対カザフスタン
土居 76、46、34 ret  Z・DIYAS 

森田 64、76 S・KARATANCHEVA

森田、藤原 64、63 DIYAS・VOSKOBOEVA

苦しい試合をものにしました。初戦でフェドカップデビューの土居選手が素晴らしいプレーを見せ、ファーストセットを取り、セカンドは1-5と劣勢の場面から4-5として後一歩のところまで追い上げますが、痛恨すぎるミスジャッジでポイントを落とすとファイナルセットにもつれ込みます。

土居選手はそんな場面でも気落ちすることなく、ファイナルセットで再びゲームを支配して2-0とリードして一気にいくかに思いましたが・・・。その辺りから本格的に痙攣がひどくなり動けなくなってしまいます。それでも何とかサーブを入れミスを誘い踏ん張り3-0。後3ゲームまでいきましたが、その3ゲームが遠かったです。痛みで動けなくなり、3-1の場面では一度もボールを打つことなくタイムバイオレーションのみでゲームを落とし3-2。徐々に回復はしましたが、動ける範囲は限られてしまうので、3-4。もうこれ以上は回復する見込みもなかったですし、勝てるチャンスはないとの判断で最後は無念のリタイヤとなりました。

土居選手にはほろ苦いデビュー戦になってしまいまいたが、暑さ以上にプレッシャーからくる緊張が痙攣につながってしまったのでしょう。勝ちに値するところまで追い詰めながらのリタイヤというのも選手にとっては悔しいものです。チームにも迷惑をかけることになり、責任感の強い土居選手には辛い結果になってしまいました。

初日で0-1スタートとなった日本チームのピンチを救ったのはエースの森田選手でした。ランキング以上にしぶとく、やりにくい相手のKARATANCHEVAを攻め切り、持ち前の強打で接戦をものにしました。続くダブルスでも出場が予定されていただけにファイナルセットにはさせたくないところでしたが、タイブレークでも先行から追い上げられるゲーム展開の中での勝利は日本チームに勢いを与えました。

そして勝負のダブルス。森田選手の強打と藤原選手のネットプレーが噛み合い、終始優位にゲームを進めました。これまで練習で積み重ねてきた基本コンセプトがあったことで選手達は迷うことなく、プレー出来たと思います。本当に貴重な勝利を運んでくれました。

コメント

  1. 濱浦貴光 さん : 2011.02.04

    谷澤コーチ

    みっちゃん心配ですね。

    上手く克服して、今後の活躍を
    期待しています。

    カザフ、韓国戦の勝利おめでとうございます。

    返信

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