ITF甲府5万ドル4

昨日の試合が雨で流れ、今日はシングルスの2RとQFが一日で行われるタフな一日になりました。

澤柳璃子 57、76(6)、67(2) 大前綾希子

Gプロメンバー同士の戦いは先輩プロの綾希子が激戦を制しました。璃子はセカンドセット綾希子にマッチポイントを5本(5-6で2本、タイブレークで3本)握られますが、諦めることなくボールを追い喰らい付いてピンチを脱し、セカンドセットを奪い返します。

こうなると流れは璃子に傾き、ファイナルは勢いで5-2までリードにしますが、本当の勝負はここからでした。勝利目前から崖っぷちに追い込まれた綾希子がしぶとくプレーし、一気に追い上げます。5-2から5-5まで綾希子が落としたのは2~3ポイント。あっという間の出来事でした。最後は再びタイブレークになりますが流れは完全に綾希子に行っていたので、最後は押し切って綾希子の勝利となりました。

璃子も十分に健闘を見せましたが、今日唯一のチャンスだったファイナルセットのリードを活かすことが出来なかったのは残念でした。これは経験の差というよりも勝利に対するブレない姿勢が綾希子の方が上だったということだと思います。

これで甲府国際でのサポートは終わりとなり、選手は明日HPオープンのサインインのため大阪に移動します。

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