本日ドイツ・ボーホムで行われたITF Junior G2準々決勝、クロアチアの契約選手・ドマゴイ選手は残念ながらフルセットで敗れました。
試合前に少し会話し、落ち着きぶりなど成長が感じられました。プレーでも昨年見た時よりもパワーが増し、最近は良い結果も残していましたので自信もみなぎっていました。
ただ最後非常に残念だったのが、負けた瞬間にラケットを叩き付け（明らかに折ろうとした行為でした）退場していきました。さすがにこれには自分も気分を害し、本人には直接話しかける事無く（試合直後にその件で話しても興奮状態にある選手が多く、あまりこちらの真意が伝わらないため）、一緒に帯同していたお父さんに最後の彼の行為は許される事ではないと伝えました。
その後、時間があいてから本人から謝罪の言葉がありました。普段はこのようなことをしないと決めていたのに、今回は勝つチャンスを逃した事に腹を立ててしまったと素直に話してくれました。そして最後にもう一度、本当に申し訳なかったです、と。。。
本当に彼は今後、大きなチャンスを掴む選手の一人と信じています。彼のテニスに対する真面目な性格も理解しています。今でもトップ選手がラケットを折る事があり、それに観客の一部が歓声を送るシーンがありますが、やはり決して許されない行為であり、そのような選手にはなってほしくないと思います。
彼のメンタル面も含め、総合的なこれからの成長を期待しサポートし続けたいと思います。
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