ハードとクレーでの違い?

みなさま

今回はスマートテニスセンサーを使って、クレーコートとハードコートで
同じ選手のデータを比べて見ました。
そこから得た情報と考えをお伝えします!
Screenshot_2015-08-04-23-50-31
Screenshot_2015-08-04-23-50-54
一つ目がハードコート。2つ目のデータがクレーコートです。
やはり地面の反発が強いハードの方が、回転・スウィングスピード・
ボール速度が数字が上回っていますね。
確かにクレート・ハードでは、展開がずいぶんと違ってきますが、
現代テニスにおいて、トップ選手もトップジュニアもクレーで、
まるでハードコートのような早い展開と攻撃力を多く用います。

この観点からするとこの選手は、クレーではサービス力が落ちる
わけですから、ゲームにおいては、サービスからやサービスからの
自分の打つ2球目(B3)や3球目(B5)で主導権を握る状況が少なく
なり、キープ率も下がります。
この地面の反発の少ないコートでも、しっかりとした質のサーブが
打てることは、トップになっていくには、リターン同様とても重要で
すね。そしてその後のショットの攻撃力も本当に大事です。
コーチは感覚では、分かっていてもこうしてデータで見せ、実際の
ゲームでの分析と合わせると選手も納得ですね。
そして、違ったサービスの強化の視点が見えてくると思います。

ぜひみなさんも様々な環境で同じショットを計測し、トレーニングの
新たな目標を見つけてください。
様々な状況に対応できる選手!これはやはり世界でも強いです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。全て必須項目となります。