ロジャーフェデラーはグリップ2

世界ランク1位、ロジャーフェデラーのグリップは、サイズ「2」!?その真偽に迫ります。私が実際に真偽を確認しました。

フェデラーのラケット

2006年AIGOPENでのことのこと


有名な話だろうか?世界ランク男子1位を独走中のロジャー・フェデラーのラケットのグリップサイズは「2」だ。2006年AIGOPENで確認しました。
確かにグリップサイズは「2」。

ラケット総重量は390gくらい

しかし、ラケットの総重量は390gくらい。重たい!身長185㎝の決して小男でないプレイヤーが、グリップサイズ2、んで重たいラケット。操作性はぐんと悪くなるのでは?と、私は凡人だから考えた。しかも、相手にするのは世界の天才プレイヤー達の重たいボール。その天才君たちのボールを芸術的なテクニックとパワーでやっつけている。ん~??

フェデラー強さ(功のつぶやき)

もっと上手くプレイしたい

史上最強名高いこの天才プレイヤー。その秘密は、貪欲な向上心と努力だった。
フェデラー「もっと上手くプレイしたい」
なに?まだこれ以上何を上手くプレイしたいんだ?と聞いたら、
「セカンドサーブでのサーブ&ネットのプレイをもっと出来るようになりたい」
だって。みんな、フェデラーを目標にトレーニングを積んで、試合に挑んでくるけど、彼らに負けたくないって当たり前のことをさらっと言われた時に、「一番をキープするのはどれだけ苦しいのだろう?」と考えさせられたね。結構、「勝って当たり前」くらいに思ってました、僕は。皆さんはどうでした?

なんで「2」なんだ?

村上:「なぜ?あなたのような大きな人がグリップサイズ2なのか。」
フェデラー「僕は14歳の頃からこのサイズをズーっと使っているよ。なぜサイズを変えなきゃいけないんだ?」
14歳から身体も成長してるだろし、体が大きくなったり、相手のボールがパワフルになったり、サイズを変える理由はいくらでもあっただろうに、、、。
チャンピオンにこんな言い方は失礼とは思うが、「なーんも考えてない」ね。何にも考えず、天才は努力の天才だからグリップサイズを変えることなんか考えずに、パワーにはトレーニングで対抗してここまで来ました。って感じなんでしょうか?
とにかく、彼は超天才。だから、このグリップサイズの選択は決してスタンダードではない、と言いたい。
記事:村上功