ライバル

数日前の宮村さんのタイトルと同じになってしまいましたが、今日は朝→県ジュニア、昼→甲府国際（女子決勝・男子予選）、夕方→アカデミーと忙しい一日となりました。

山梨県ジュニアは昨日、関東大会行きを決めた後の準決勝ということもあり、いくらか緊張は解け、本来の力が出せた試合が多く、安心して見ることが出来ました。明日の決勝には６名が進出し、そのうち４人が同士討ちになりました。最後の関東大会行きを決める順位決定を含めると更に多くの同士討ちになります。同志討ちになるとどちらも応援することが出来ず見守ることしか出来ませんが、同じクラブに競い合えるライバルがいるということは幸せなことです。

写真は高校の同級生、石井弘樹と増田健太郎です。テニスナビに引っ越してきたマスケンブログでは昨日パジャマ姿を披露してしまいましたが、今日は仕事の顔です。私たち３人はSSCのアカデミー生として、また、湘南工科大付属高校（旧・相工大付属高校）のクラスメイトとして同じ時を過ごしました。一番身近で、一番最強なライバルがいたことでお互いに刺激し合い、成長出来たと思います。健太郎の機械のようなストロークを封じるためにネットプレイを覚えましたし、弘樹の殺人的なスピードボールを受けることで外国人選手と対戦した時にも驚くことなく対応出来ました。彼らがいなければ今の自分はありません。明日、同士討ちしてしまう選手も勝っても負けてもお互いを認め合い、自分を高めるための最高のパートナーだと信じて今後も切磋琢磨して欲しいと思います。

甲府国際では女子の決勝、土居選手対瀬間（詠）選手のフレッシュな対戦で土居選手が優勝しました。１万ドルの大会は世界への入り口となる大会なので、若い二人が活躍してくれたことは嬉しいことです。男子の方は予選が始まり、これから更に盛り上がって行くと思います。宏紀は明日合流します。