グッドルーザー

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今日は山梨県ジュニアの最終日、決勝と順位決定戦が行われ、石井アカデミーではシングルス3部門で優勝を飾りました。

しかし、その中で同士討ちが2対戦。必ずどちらかが敗者になってしまう戦いです。コーチとしてはどちらも応援することは出来ずただ見守るだけでしたが、どちらの試合もお互いがベストを尽くした素晴らしい試合で、両者を讃えたいです。

残念ながら負けてしまった選手には負け惜しみを言わず、相手を称えるグッドルーザーの精神を学んで欲しいと思います。試合に向けて努力してきたことは負けてしまった瞬間に全てが「無」になってしまう訳ではありません。これまでの努力や経験は必ずこれからの糧になるはずです。負けてもふて腐れず、堂々として負けを受け入れることの出来る選手はこれまでの努力に嘘や手加減がなかった証です。
ジュニアにとっては全てが通過点で、ゴールはまだまだ先にあります。時には敗者になるでしょう。グランドスラムの表彰式で勝者が敗者を称え敗者が勝者を称えるスピーチをするように、お互いを認め合い、更に高い目標に向かって努力を続けるということをして欲しいです。
写真はシングルスで決勝に進んだ6名です。

午後には宏紀が甲府入りし、試合に向けて調整をしました。去年の全日本ジュニアの決勝で対戦した綿貫くんと練習した後には県ジュニアで優勝したばかりのアカデミー生、矢崎頼と練習。プロと打てる滅多にない機会で、頼にとっては緊張感のある練習が出来たと思います。本戦は火曜からなので、もう一日調整します。


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