昨日のミドルサンデーを挟んで再開されたウィンブルドン7日目、今日からセカンドウィークが始まります。男女のベスト16が出揃い、いよいよこの中から今年のチャンピオンが生まれます。
ただ、今年のウィンブルドンがいつもと違うのは実績のある上位シードが次々と姿を消したことです。そして、今日も34連勝中で絶対的な本命のセリーナ・ウィリアムズが敗れる波乱がありました。
今日の波乱の主役を演じたのはS・レジキー。ウィンブルドンでは圧倒的な相性の良さを見せ、これまでも度々番狂わせを演じてきました。ファーストセットは壮絶な打ち合いの末レジキーが取るとセカンドセットはセリーナが少しペースを変えて主導権を掴むとレジキーにミスが増え、一気にセリーナ有利のムードになります。そして勝負のファイナルセットもセリーナが3-0→4-2とワンブレイク差のリードを保ち後半に進み、レジキーの逆転は難しいと思われましたが、ここからレジキーが開き直りを見せ、再び思い切りの良いショットが決まりだすと、セリーナの攻めが中途半端になってしまいました。レジキーは途中ミスが増え増したが、最後まで自分のプレー、自分の力を信じた結果が逆転を生んだのでしょう。
第二試合の放送はマレーvsユーズニー。
セカンドまでは互角の展開で進み、セカンドセットはユーズニーのワンブレイクアップ5-2となりますが、ここから逆転でマレーがセカンドを取ると流れは一気に地元マレーに傾き、結局はストレートでQF進出を決めました。
そして、女子ダブルスでは青山修子選手がベスト8入りするという嬉しいニュースがありました。
動きの速さ、反応の速さにますます磨きがかかっています。いずれもファイナルセット、いずれも強豪を倒してのベスト8入りは本当に素晴らしいです。今の勢いがあれば接戦になればものに出来る予感があります。次も是非頑張って欲しいです。
明日からはQF。後半戦に向け目の離せない戦いが続きます。