関東ジュニア初日

関東ジュニア初日。想像以上の人の多さでした…。メインコートのスタンドは座る場所を探すのに苦労するほどで、通路は人ごみをかき分けながら移動しています。

今日の結果は石井TA全体で4勝5敗。昨日は勝敗ではなく、内容的にどれだけ相手とファイト出来たかで評価すると書きましたが、残念ながらファイト出来る選手が少なかったです。アカデミーの生徒は「経験」という言葉を口にしますが、どれだけ経験を積んだらOKで、どれだけだと足りないのでしょうか?3回、4回?今回の関東ジュニア初出場の選手はたくさんいますし、初出場者の中から優勝者が出てくるかもしれません。逆に言えば山梨の選手たちは同じ子が勝つことが多いので、関東大会に出場している回数は多い方ではないでしょうか。私が感じるのはみんなに足りないのは経験ではなく表現力だと思います。何もしないで負けるよりは何かやって負けるという覚悟や思い切りを、コートの中で表現するという能力が足りませんでした。

それに初めはみんな経験がありません。だからこそミーティングなどを通して練習に取り組む姿勢の大切さやテニスに対する考え方を話すのだと思います。しかし、コーチに出来るのはここまでで、選手は話が右から左へ抜けてしまうようではダメです。後は選手がどれだけ話を真摯に受け止め、行動に移すかです。負けた後の「悔しいです。次は頑張ります。」というセリフはもう聞きたくありません。どれだけ練習をしてもコートで表現出来なければ努力が水の泡です。同じ過ちを犯さないためにも最後の1ポイントを落とすまではガムシャラに自分を表現して欲しいと思います。