フェドカップ合宿2日目

フェドカップ事前合宿2日目。今日はダブルス中心の練習。近年のダブルスの傾向を下に村上監督から改めて今回のテーマを確認しました。ビデオ画像を使ったプレゼンは非常に分かりやすく、誰もが納得出来る内容でした。

オンコートではその内容に添ったドリルをヒッティングコーチの茶園鉄也元選手と原田夏希コーチを交え行いました。もちろん選手はそれぞれにダブルスでも実績がある選手ばかりなので、能力は素晴らしいものがあります。しかし、常にプレーの中心はシングルスなので、ここまでダブルスに特化した練習を続けることはあまり経験がなく、細かいプレーを突き詰めるというよりもショットの能力や質でプレーしていたと思います。サーブを打つポジションや前衛のポジション、ボールを打つための予備動作、コートカバーリングなど気にしなければならないポイントは山ほどあります。今日はそういった部分にこだわって練習することが出来ました。

フェドカップに限らず、オリンピックやアジア大会などのメダル種目ではダブルスの価値もシングルスと同等になります。中国や台湾の選手のようにダブルスをきっかけに世界で活躍する選手に成長した例もあります。コート上で2人がそれぞれにシングルスをするのではなく、お互いがお互いを活かせるようなプレーが出来るよう、「共通意識」があれば誰とペアを組んでも狙いがはっきりしているので迷いがなくなります。そういった戦術を持つように何度も確認をしながら練習していきたいと思います。

明日は合宿最終日。チーム遠征ではスタッフは大掛かりな準備があるので練習は午前で終わり、後は出発に備えます。まずは良い形で一次合宿を終えることが出来るように明日も頑張ります。

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