ワイルドカード

本来であれば宏紀は今日、全日本室内の予選を戦う予定でしたが、何とワイルドカードをいただき本戦からとなりました。予選を戦うつもりで京都入りしましたが、昨日の夜、大会本部から急遽ワイルドカードをいただけるという連絡を受けました。貴重なワイルドカードをいただくとは思ってもいませんでしたので本当にラッキーだと思います。
確かに去年はインターハイ3冠+全日本ジュニア優勝そして全日本選手権ベスト4とプロ1年目にしては十分な実績と話題性はありますが、まだまだ発展途上の宏紀にチャンスを与えていただいたことは本当に励みになります。

私も全日本選手権に優勝し、色々な大会でワイルドカードをいただきましたが、基本的に自力で入れないのでワイルドカードという形で拾っていただくので周りは全て格上の選手になります。1勝することも非常にタフで、1回戦から決勝戦のような感覚です。私の場合はそのチャンスを中々活かすことが出来なかったので宏紀にはこういったチャンスをもらえるうちに活かしていこうと話をしました。なぜなら来年、再来年はまた次の若手がやってくるので、何度もチャンスはないですし、1~2年前までワイルドカードをもらっていた杉田や竜馬はランキングを上げ、ダイレクトインをしています。宏紀も早く自力で入れるようになるためのスタートにしなければなりません。

宏紀には感謝の気持ちを持ち、若手らしい思い切りの良いテニスをして勝利を掴んで欲しいと思います。初戦は月曜か火曜です。今日はその若手グループを引っ張る杉田、竜馬と練習してもらい順調に調整をしています。明日、もう一日良い練習をして試合に臨みたいと思います。


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