フェドカップ合宿4日目、若手チームは筋肉痛が襲っていましたが、予想以上に元気にコートで頑張りました。
午前は手先だけではなく、昨日に続き体全体を使った打ち方を意識した練習。日本女子選手はベースラインに近くでタイミングを速くライジングでプレーすることが多いですが、その分クレーコートなどで下がらされた場面や弾まされた高いボールが苦手な傾向にあり、そこを起点に攻め込まれてしまうケースが多いので、どんなポジションからでもしっかりと深く、相手の攻め手を封じるような質の高いボールが必要になります。いつもとは少し違う視点から練習に取り組めたので、継続して意識して欲しいと思います。
午後はダブルス強化のためのドリル。映像を使いトップ選手のプレーをすり込ませ、イメージを膨らませての練習。試合の中で様々なパターンを想定したドリルの中で、選手たちは素早いコートカバーや瞬発力、判断力のを養いました。ダブルスでは短い距離ですが、ストップ&ダッシュや切り替えしを繰り返し行うので見た目以上に選手には疲労感があったようです。しかし、前回の合宿で成果を出したドリルなので、覚えることで、試合に必ず生きてくるでしょう。
→映像を使ったイメージ作り、村上監督の話を真剣に聞く姿は女子版「修チャレ」!?
代表チームの調整の方は順調に進んでいるようです(今日はあまりクレーに行くことが出来ませんでした)しかし、遠征中の2人からは怪我で試合をリタイアしたという連絡があり、心配な状況です。ただ、それほど深刻ではなく、フェドで良いパフォーマンスを出すための早めの判断ということなので少し休み、試合までに回復をしてもらえればと思います。
明日は合宿最終日。若手チームはこの合宿のまとめとして、各選手なりの成果を見せて欲しいと思います。
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