津→岐阜

フェドに行けなくなった先週末は女子のサーキット、今年から新しく出来た１万ドルの津と、その後岐阜の５万ドルに恵美のサポートで行ってきました。これまではジュニアの大会がメインでしたが、フレンチ遠征までのこの期間は大人の試合にチャレンジ出来るチャンスです。

津では本戦で初戦でシード選手を破り勢いに乗るとベスト４まで進み、岐阜では予選１Rで３００位台の選手に勝ち、２Rで怪我のためランキングを下げている元トップ５０のエラコビッチ（NZL）と対戦し、１セットを取る健闘をしました。若い選手の最大の武器である勢いと、怖いもの知らずな大胆なプレーで日頃では見れないようなプレーも多く収穫のある２大会でした。特にエラコビッチ相手に１セットを取った時のプレーはどんどんネットを取る素晴らしいプレーでした。

ジュニアの大会では「勝たなければいけない」というプレッシャーがあり、どうしてもプレーが小さくなってしまいますが、今回は１００％チャレンジャーの状態で試合に臨めるので、気分的にも楽に試合出来ましたし、積極的なプレーが目立ちました。しかし、これは対戦相手が上という環境が恵美のプレーを引き出した部分が多いので、見ている方とすればこのプレーをジュニアの大会でもすればもっと勝てるのに・・・。と思ってしまいます。相手に関係なく自分のプレーをする。今後はこれが大事でしょう。

今回は２大会共にWCで出場させてもらいました。こういったチャンスを頂かなければ結果も経験も積むことが出来ませんでしたので、大会サイドには改めて感謝をしたいと思います。

このところ男子のフューチャーズばかりだったので、女子のサーキットは雰囲気が全然違い、戸惑うところもありましたが、女子の会場は同業者（コーチ）が多いので、そういう面ではお互いの苦労を分かち合える仲間が近くにいることはホッと出来る空間でもありました。

国内でのサーキットはここからしばらく続きますが、行けるところはまた会場に足を運びたいと思います。