1-2→1-4、日本敗退

皆さんご存知の通り、フェドカップ、ワールドグループⅡ入れ替え戦。日本はスロベニアに1-2から1-4とされ敗退が決定しました。

あゆみちゃんは好調だったので、勝利を期待しましたが、勝ったSrebotnik が更に上回ったのでしょう。結局はSrebotnikが2勝し、日本チームの壁となりました。元々トップ20、ダブルスではトップ3の選手ですから怪我をしていたとは言え、現在のナンバー1であるHercogよりも危険な相手でした。

今回は火山の噴火の影響によって大幅なスケジュール変更を余儀なくされ、不利な状況が重なる中での戦いで選手には大きな負担をかけたと思います。そんな時だからこそチームが一丸となって選手をサポートしたかったですが、スタッフの約半分は現地にいくことが出来ず、残念な思いをしました。思わぬアクシデントで悔しい思いばかりが残りましたが、私にはどうすることも出来なかったのでこれはこれとして受け止めなければならないのでしょう。

敗れはしましたが、日本を代表して個人のスケジュールを裂いてまでも戦ってくれた選手の皆さんには本当に感謝をしたいと思います。前回も書きましたが、フェドカップの価値観が下がる中、個人のスケジュールを優先する選手が多く、どの国もベストなメンバーを組むことに苦労しています。そんな中、日本チームはアジア・オセアニア予選と同じくベストなメンバーで望めたことを誇りに思います。

今年のフェドカップの活動は終わり、来年も厳しいアジア・オセアニア予選からの再出発となります。来年に向けては現チームだけでなく、5年後、6年後といった将来を見据えた若手の強化に力を入れ、日本代表の予備軍が次々と出てくるような層の厚いものとしていきたいと思います。フェド合宿ではすでにそういった取り組みは始まっています。負けた悔しさだけではなく、希望ある将来にも目を向けて頑張ります。

選手、スタッフの皆さん本当にお疲れ様でした。そして応援していただいたサポーターの皆さんもありがとうございました。次はデ杯です。応援よろしくお願いします。


コメント

  1. 夢はデ杯応援団長 さん : 2010.04.27

    本当に今回は、どうすることも出来ない自然災害によるアクシデントでした。これも運命と言わざろうえませんが、アウェーとホームがもし逆だったらと・・・、考えてしまうのは、狭い心の持ち主の自分だけですかね。
    今回は、残念な敗北でしたが、谷澤さんを始め、皆さんのの5年後、6年後の日本代表を見据えた取り組みは、日曜日にお会い出来たカンガルーの予選でも、牟田口選手を始め、高校生世代の活躍を生で観戦でき、身をもって実感しました。今後も、次世代日本代表の育成よろしくお願いします。また、デ杯につきましても、ベテランの鈴木選手も頑張っていますが、ダブルスの即戦力と次世代日本代表も育って欲しいと思っています。

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