今日は午前中はNTC(ナショナルトレーニングセンター)での練習。午後はテニスマガジンの撮影で久我山のレンタルコートへ。このコートの向かいには以前のNTC(ナショナルテニスセンター)があった場所。朝日生命が持っていたテニスクラブの中にナショナルセンターがありました。私も現役時代にはお世話になった場所です。
閉鎖になってしまってからは一度もこの近くに来たことがありませんでした。今は立派なマンションが建てられており当時の面影はありませんが、ここにあったコートのことを思い出し、とても懐かしかったです。
久我山でのNTCがなくなってしまい、今のNTCが出来るまで強化の拠点に空白の時期があったように思います。この間はプロ選手、学生、ジュニアに垣根があり、中々交流が持てませんでしたが、今ではデ杯でのフェドでも合宿ではプロ、学生、ジュニアといった垣根なく一体となって練習に取り組み非常に良い雰囲気になっています。ジュニアや学生はプロ選手と一緒の空間で過ごし、少しでもボールを打ってもらうだけで自信になりますし、課題も明確になります。一方プロ選手は若い選手の勢いに押されないように必死になり、ベテラン勢でも手を抜くことなくプレーします。
こういったこともNTCというハードがあって出来ること。まだスタートしてから2年目の新生NTCを最大限に活かして今後の強化につなげていければと思います。
Advertisements