山梨インターハイ予選最終日

山梨のインターハイ予選最終日、シングルスでSFまで勝ち残っていた石井TAの男女3名は全員がインターハイ出場の権利を手にすることが出来ました。

男子で唯一残っていた頼は前の対戦で敗れている選手にリベンジすると、決勝は無難にまとめ優勝しました。昨日は不甲斐ない戦いをしてダブルスの出場権を逃したのでかなり厳しいことを言いましたが、今日は練習してきたことを最後までやり抜いてくれました。

女子の真由美と佳奈はタフなSFを勝ち、同士討ちの決勝戦。練習試合では攻める佳奈に守る真由美という展開が多かったですが、今日はしっかり打ち抜く真由美に佳奈が押される場面も多く、いつもと違う展開となります。

逆に言えば真由美は攻撃力が、佳奈は守備力が課題だったので、この2人も試合の中で練習したことを出しながら勝利を目指す執着心を見せてくれました。最後は追い上げられながらも振り切った佳奈が優勝となりましたが2人とも成長を感じる内容でした。

今日は勝ったことよりも昨日の反省を活かし練習で取り組んできたことを出した3人を誉めたいと思います。今日の内容であれば敗れても誉めていたでしょう。

決して全国のトップとは言えない山梨で代表権を取ったくらいで騒いでいてはいけないことはわかっていますが、彼らが自分たちの目標に対し苦しみながらも壁を破った努力には認めてあげたいです。年間何百という数の試合を見ていますが、数々修羅場をくぐり抜けてきたトップ選手の試合よりも不器用でピュアな戦いをする彼らの試合に感動してしまいました。これぞ“インターハイ”です。

厳しい練習をして、習得したことを試合で出す=成果

という方程式を証明出来たことは石井TA全体で掴んだ勝利だと思います。クラブの会員さんたちも自分のことのように喜んでくれたことが何より嬉しかったです。毎日コートに立ち、彼らと時間を共にしている弘樹の頑張りも少しは報われたでしょう。(弘樹自身は全然満足していないとは思いますが)

これで女子ダブルスで優勝したナツミとレイアを含めた5名がインターハイに出場します。ここまではこれまでの成果をほ誉めしたが、次に向けてはまだまだやらくてはいけないことがたくさんあるのが現状です。もう一つ上のハードルをクリア出来るようにまた厳しい練習を積んで欲しいと思います。

コメント

  1. 勝とう さん : 2010.05.15

    インターハイ出場の5名の生徒さん
    おめでとうございます。
    これで満足せずさらにレベルアップして
    大会に臨んでください。

    負けてしまい出れない生徒さん、次はガンバレ

    コーチ・親・なかま
    感謝の気持ちを忘れずにこれからも精進して下さい。

    偉そうなコメントになってしまいましたが・・・

    返信

  2. Lady JAJA さん : 2010.05.17

    学生さんの…勝利に喜ぶ姿って
    なんとなく純粋で輝いて見えますね。

    兵庫県は来週から団体戦の本戦が始まります。
    その後は個人戦です。

    みんなが満足のいくプレーが出来れば一番ですけど…
    悔いのないプレーで特に高校三年生には集大成を飾って欲しいです。

    守屋選手も…長期に渡るヨーロッパ遠征。
    たくさんの経験値を重ねているのでしょうね。
    次に試合を見るのが楽しみです。

    返信

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