軽井沢Ｆ初日から長い一日でした。
シングルス１Ｒ
宏紀 ６４、６７（４）、６３ CHOI, Jae-Won (KOR)
ファーストアップ、セカンドも途中までは宏紀がゲームを支配していましたが、４－２→５－２にするブレイクポイントを取れない辺りから勝ちを意識したのか少しプレーに焦りが出て追い付かれます。タイブレークでは相手の開き直ったプレーが決まりファイナルに入ります。
ファイナルセットも最初のゲームでブレイクされいよいよやばいムードになりますが、ここから突如として相手が崩れます。初めて自分のペースになり、ふと我に返った瞬間に緊張の糸が切れてしまったようです。打ち急いでのミスやダブルフォルト、これまで開き直って成功してきたプレーが空回りし始め一気に４－１とします。後はお互いのサービスゲームをキープし合って何とか逃げ切ることに成功し、３時間近くかかったロングマッチに勝利しました。
今日はヨーロッパから戻ってきて初めての試合。随所でその成果を見ることが出来ました。特にラリーでのボールの威力はこれまでよりもアップしています。海外でより速くて重いボールを返しているうちに自然とワンランク上のスピードを身に付けたのでしょう。体力的にも最後に集中力が切れてしまった相手と比べると最後まで足は動き集中出来ていました。
良いところばかりが目立った訳ではなく、今後の課題ももちろんあります。それはこれからの試合や練習で気付いたことを取り組んでいきたいと思います。
そしてダブルス。
守屋・関口 ６０、７６（５） 久松・竹島
セカンド５－２までは完璧な展開。後１ゲームを取りきれば言うこと無しでしたが、そう簡単にはいきませんでした。良い時は当たり前のプレーを当たり前にやっているだけなので、特に何かを意識することなく自然体でプレー出来ますが、一旦流れが相手に傾くと何をしていいかわからなくなってしまいます。今日の宏紀たちも挽回されている時はそんな感じだったと思います。それでもセットを落とさず踏ん張ったのでホッとしましたが、こういう時は出来るだけシンプルにファーストショットであるサーブやリターンに集中することから始めないといけないでしょう。試合で学ぶことは本当に多いです。
試合が終わったのは日没直前の７時前。時間はかかりましたが、何とか初日を２勝で終えました。２Ｒは明後日。明日はしっかりと練習します。