全日本ジュニア、18歳以下はQF、16歳以下はSFといよいよ終盤になりました。今日はどの試合もファイナルセットまでもつれ込む熱戦が多く、3時間を越える試合も多かったです。
もつれる試合ではどちらにもチャンスがある証拠。敗れた選手は「あの一本を取れていれば・・・」と悔やんでいることでしょう。それは特別なボールの場合もありますが、多くは簡単なボールのミス。練習であれば確実に決めることが出来ているショットなだけにミスから崩れるケースが多く見られました。
その中でも残念なのは攻めている時のミスです。積極的にいったミスは許されますが、自分の形に持ち込んでからのミスは勝つチャンスを放棄しているようなものです。国内での戦いではそれでも勝ちを拾える可能性はありますが、外で勝とうと思えば自分の形に入った時は最後まで攻め切りポイントにつなげることが出来なければなりません。
もちろん、大きな大会だけに勝ちたい気持ちが強くなり、プレッシャーがかかって普段通りのプレーが出来ないということも考えられますが、攻めの精度を上げ、確実にフィニッシュまで持ち込むことが課題になるでしょう。当たり前のことを当たり前にするためには練習の中でたくさん失敗しながら形を作っていかなければなりません。もっともっと練習の中でトライして自信を持って試合に臨んで欲しいと思います。
本当は一つ一つの試合についてもっと細かく書きたい部分はありますが、視察という立場上、個々の試合について語ることは控えます。なので抽象的な話になってしまいましたが、やっぱり試合会場には選手と一緒に戦える立場で来たいです。感情を出せないのは辛いです・・・。
明日は18歳以下がSF、16歳以下は最終日になります。最終日に最高の試合を期待したいと思います。
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